経験者が語る【中国ビザ】よくある質問＆申請時の注意点

中国ビザに関する質問をされた方からいただいた実際の申請結果の口コミ情報を基に、中国ビザ申請の様々な疑問を解消して成功へ導くポイントや注意点をQ&A形式で分かりやすく解説して、フィードバックしています。

質問や投稿情報の中には、オンライン申請の手順、書類の準備、総領事館やビザセンターでの窓口申請など、申請プロセスをスムーズに進めるためのノウハウが満載。手続に役立つコツや必要書類準備のポイントまで、初めての申請者も経験者も活用できる幅広い内容を網羅していきます。

中国ビザQ&A

皆さんから寄せられた質問をQ&Aの形でまとめました。頻出の質問や「ネットでは情報が見つけられなかったので質問した。」といったニッチな内容が結構あります。

「ぜひ広めてほしい」というご希望の声を複数いただきましたので、ポイントごとに整理してまとめました。

今後もそういった皆さんからの生の声を大切にしたいと思います。

● 関連情報　　【解説】中国旅行前に必見！「観光ビザ」申請の手順とポイント

基本事項

新潟県在住の者です。東京中国ビザ申請センターのホームページでオンライン入力しましたが、新潟総領事館での申請は可能か？

残念ながらできません。管轄地域があり中国ビザ申請は管轄しているビザセンターか総領事館での申請となります。

ビザ申請専用ページがありますので、新潟を選択して申請ページから作成しなおしてください。

● 関連情報　　【徹底解説】中国ビザオンライン申請書の作成方法（2024年）

ビザ免除

オンライン申請

旅行代理店経由で中国ビザを申請する場合、オンライン申請ページでの入力は不要でしょうか？

必要かどうかの取扱いについては代理店により異なります。

入力まで代行するということはその分の料金が必要、又は、含まれているということになります。

入力を自分でするのか代理店でするのか、代金は含まれているのか、別途必要なのかについて、詳しくは旅行代理店へお問い合わせください。

● 関連情報　　【徹底解説】中国ビザオンライン申請書の作成方法（2024年）

申請書類

急に海外出張が入りそうなのですが、申請中の場合、パスポートは戻ってきますか？

窓口申請してからビザ受け取りまでの間は審査途上であるため手元にはない状態となります。

申請までに帰国するのであれば、先に出張してからで対応できますが、もし、申請日以降に出張となりますと、パスポートが手元にないため、日本から出国できなくなりますので出張ができません。日程には十分ご注意ください。

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ビザ取得後

中国ビザ申請結果 ～経験者からの口コミ情報～

ビザに関する質問に回答した後、読者の方から実際にビザセンターや総領事館で申請した結果を寄せていただいた提供情報を順次掲載しています。申請の参考としていただければ幸いです。

東京ビザ申請センター

申請日	2024年3月の月曜日
種類	観光ビザ（L）３０日　普通申請
オンライン申請完了	申請の1週間前ぐらい
到着時間	14時30分
待ち時間	列は10人ぐらい並んでました。受付まで15分ぐらい、その後窓口には5分ぐらいで呼ばれました。
持参書類	18歳未満の子どもは、父親の同意書が必要とのこと。写メで送ってもらい、プリントアウトして、私の窓口に16時までにもってくれば今日申請できます、と言われました。
申請	窓口へ行ってから申請終了までの所要時間は1時間でした。
指紋採取	なし
受取	申請終了時に得た紙に記載のビザ最短受領日時は木曜日。 受け取り場所に行ったら、整理券が必要だと言われ、申請の場所にいる係の方から整理券をもらって、受け取り場所に行きました。12時半ぐらいだったためか、5カ所ある窓口のうち2カ所しか空いていませんでしたが、5分ぐらいで呼ばれました。1人7250円、クレジットカードで払いました。

名古屋ビザ申請センター

申請日	2024年2月22日（木）
種類	観光ビザ（L）
到着時間	12時過ぎ
入館	午後から行ったので、そんなに待たずに受付してもらえました。受付のおじさんに却下されてる人もいたので余計にサクサク進んだのかもしれません。とにかく必要な書類を全部持って行ったので、受付のおじさんの関門は余裕でした。
待ち時間	30分ぐらい
持参書類	2つ前のパスポート、1つ前を紛失した旨の書類、オンライン登録したもの、写真原本、免許証、印鑑など。不要なのは印鑑でした。また、いるかどうか分からなかったのですが謄本を持っていきました。これもチェックされました。
申請	3番窓口でした。申請時間は１時間ぐらいだったと思います。質問内容は特に聞かれませんでしたが、窓口の方が私を置いて他の人に呼ばれて行ってしまった為です。 結局、申請内容を更新せずにビザセンターに行き、特にこちらからは何か弁明もせずに、聞かれたことだけ答えました。（中国で産まれたことや在留資格を過去取得していたこと) 修正は特にありませんでした。謄本があったからなのか、中国生まれに関しては特に聞かれず…在留資格もあまり触れられなかったです。ビザも取っていましたが、直近のビザは分からないけど過去のものはあると伝えたらそれでokでした。
指紋採取	指紋はとられておりません。
受取	申請して土日含まず6日間で受け取りになりました。 受け取りの時間は20分ぐらいです。現金で支払いました。 書類には不備がなかったのか、とりわけ後日電話もかかってこなかったです。
感想	早急にご回答くださいまして誠にありがとうございました。 おかげ様で少し自信をもってビザ申請に行くことができました。また、ビザも無事に許可が降りました。

● 関連情報　【名古屋ビザセンター】中国ビザ申請ガイド

新潟総領事館

申請日	2024年2月9日（金）
種類	観光ビザ（L）
到着時間	9:30頃
入館	最初に外の警備員さんにこえをかけて紙を書きます。 そのあと玄関からインターホンを押して、鍵を開錠してもらい、中に入ります。地下に続く階段を通ります。途中、身体検査がありました。手で持つタイプの金属探知機で全身を検査しました。
館内	横並びに10人座れる椅子がありました。 5個くらい窓口があった気がしますが、使用してたのは2つでした。 検査が必要なので、自由に出入りできる雰囲気ではありませんでした。 コピー機がありました。パソコンは覚えてません。 男子トイレ、女子トイレ分かれてあります。
混み具合	団体の方がいらしたので、10人程いました。詳しくはわからないですが、学生のサークル見たいな雰囲気の団体でした。皆さん若かったです。
待ち時間	30分程
申請	番号で呼ばれた気がしますが、うる覚えです。多分警備員さんから番号札をもらったと思います。 窓口では、証明写真でおでこが見えてなかった為、撮り直しになりました。1000円で備え付けの証明写真機で撮れました。髪をとめるピンを貸していただきました。 所要時間は1時間程で10:30には建物を出ていました。 支払い方法は現金のみ2250円でした。
指紋採取	求められました。
受取	受付では、ビザの郵送をするか聞かれ、郵送を希望したので、郵便局の紙をもらい、住所を書きました。郵送料は880円でした。届いたのは2/26です。メッセージが書かれた紙はありませんでした。
その他	警備員さんが日本人で不安な事を最初に質問できました。職員の方含め、優しく対応していただきました。 受付では日本語を話せる職員が多く、とても優しかったです。 窓口で対応してくださった男性の職員さんは日本語がペラペラでした。中国語も話せるようでした。

福岡総領事館

申請日	2024年2月7日（水）
種類	観光ビザ（L）
到着時間	9:15
入館	入り口のところに空港のような金属探知のゲートがありました。そこで係の人が番号の紙を渡してくれました。
館内	福岡総領事館の中は名古屋ピザセンターとほぼ同じ感じです。長椅子4っが2列ありました。 窓口も4つでした。銀行窓口のように印刷した番号を渡されて番号の表示ボードもありました。授乳室はなかったと思いますがそれ以外はほぼ同じと思います。 総領事館の周りは警察官が何人も警備していてちょっと異様な感じでした。 証明写真ボックス、コピー機（プリンター）がありました。
混み具合	少ない
待ち時間	15分
申請	持って行った写真は不要と言われた。 現場で顔写真撮影と指紋採取があった。 Eチケット番号とホテル予約書は印刷して持って行った。
指紋採取	あと指紋採取は免除という記載が総領事館ホームページにあったのですが 実際には指紋採取されたのでそこも意外でした。
所要時間	30分
受取	出来上がったパスポートは郵送すると言われた。春節明けの2月20日着予定。 そもそもオンライン申請でも郵送を希望していませんが、実際に行ってみて有無を言わさず郵送すると言われました。もしそこで直接受け取り希望といえばそちらもできたのかもしれません。着払いの伝票を渡されたので到着時に代金を払うのだと思います。830円でした。
その他	加急申請や特急申請の取扱ですが、ちょっと記憶が曖昧ですが窓口で取り扱いしてたような気がします。

長崎総領事館

申請日	2024年2月
種類	観光ビザ（L）
到着時間	10時ごろ
混み具合	10人ほどの列。 係の方に聞いたところ、今週は20人並んだ日もあったとのこと、日によってバラバラとのことでした。
待ち時間	トータルで2時間弱かかりました
申請	ホームページに提示されていたもの以外に、修正印用の印鑑(シャチハタ可)、パスポート返送用のレターパックも必要でした。

質問、大歓迎！

「中国旅行ドットコム」は皆さんからの情報を大切にしています。いただいた質問に回答するだけでなく、その後の結果について情報提供を受けて掲載して、皆さんの申請前の参考にしていただくようにしています。

中国ビザを申請するにあたって、様々な問題が発生する場合があります。質問や疑問は歓迎しますので、遠慮なくお寄せください。

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作者プロフィール

旅人＠中国旅行一筋３０年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者

1991年から30年間で70回以上の中国訪問歴を有するベテラン旅行ブロガー。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」を運営。

新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【個人旅の実績】　訪問した省・市・自治区：32（残1）　訪問地：200以上
【印象に残る旅のエピソード】　数え切れず
【撮影した写真】　45,000点以上

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内での滞在に挑戦するなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、海外モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

ブログをご覧になられた読者との交流も大切にしており、ほぼ毎日質問がきて、いただいた情報をブログや動画に反映している。メーリングリスト立ち上げなど、新しい取り組みも行っている。

詳細は作者紹介をご参照ください。問合せはこちらまで。

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