名古屋中国ビザセンターで申請した詳細を解説

名古屋にある中国ビザ申請センターで、9月にWEBで事前予約した日に必要書類を持参してビザの申請を行いましたので、その詳細をレポートします。

東京や大阪のビザセンターや福岡など総領事館での申請場所の様子とは異なるかもしれませんが、申請のプロセスや様子など、皆さんの参考になればと思います。

事前に必要なオンライン申請方法や手順についてお知りになりたい方は、「【解説】中国旅行に必要な「観光ビザ」取得方法」をご確認ください。

センターまでのアクセス

利用者が多いと想定されます、名古屋駅(JR・名鉄・近鉄・高速バス)からのアクセスを説明します。地下鉄の最寄駅は「伏見駅」、市バスの最寄りのバス停は「桜通伏見」です。

名古屋中国ビザ申請センターへのアクセス

名古屋駅の位置関係

鉄道の駅ですが、南北にJR名古屋駅、名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅の順番に立地しています。JR名古屋駅は東西がありまして、西側に新幹線の改札が、東側には在来線の改札があります。

東側の出口ですが、真正面の東方向に延びている広い通りは「桜通」(さくらどおり)といいます。徒歩でのアクセスに関係します。

高速バスは、ターミナルは2ヶ所あります。太閤通口(西口)出てすぐにあるJR東海バスが運営しているハイウェイバスのターミナルと名鉄のビルに入っている名鉄バスセンターです。

他にも夜行バスが発着するところがミッドランドスクエア前や南へ10分近く歩いた道路沿いにバス停があったりします。

地下鉄名古屋駅は、JR名古屋駅のコンコースから地下に降りて、そのまま奥の方角(東側)にあります。

市バスターミナルはJR名古屋駅の北側にあります。JRタカシマヤとゲートタワーを通り過ぎたところです。事前に地図で確認しておくとよいでしょう。

伏見駅周辺の位置関係

名古屋の中心部は、名駅(めいえき・名古屋駅のこと)~伏見(ふしみ)~栄(さかえ)のエリアとなります。

大きな特徴として、東西に大きな通りが3本あります。北から順に、「桜通」(さくらどおり)、「錦通」(にしきどおり)、広小路通(ひろこうじどおり)です。

ビザセンターは「桜通」と「錦通」の間にあります。

一番メインの通りは「広小路通」で、店舗や飲食店が多くにぎやかです。地下鉄東山線が地下に通っているのは「錦通」、地下鉄桜通線が通っているのが「桜通」線です。

ビザセンターへ向かう縦の通りですが、「伏見通」(ふしみどおり)と呼ばれていますが、国道22号線と19号線が重なっている部分で、幅がかなり広い通りです。

「桜通」へ出た辺りは名古屋ではビジネス街と言われるところで、象徴的な建築物として、日本銀行名古屋支店があります。

地下鉄

東山線「名古屋」駅から藤が丘行に乗り1駅、「伏見」駅下車です。運行本数ですが、8時台や9時台は2~3本に1本、10時台以降は5~6分に1本で頻発です。運賃は1区なので210円です。

地下鉄改札を出て、右手にトイレを過ぎて、OWNDAYSを過ぎたらすぐ右に曲がり、前へ進み、右手の階段を上ると9番出口から出ます。「広小路伏見」交差点の北側になります。南側に茶色いビルがあるのがこの交差点の目印です。

このまま真っすぐ北へ歩きます。最初の交差点は「錦通伏見」です。この交差点をそのまま渡ります。途中、セブンイレブンが2店舗ありますので、2店舗目(伏見通ぬ錦店)を過ぎたら、すぐ北側に「伊藤忠商事 中部支社」という表示があります。

名古屋中国ビザ申請センターの場所(伊藤忠ビル)

その表示から左に見ると、ビルの入口がありますので、この伊藤忠ビルの4階に中国ビザ申請サービスセンターがあります。

分かりやすいので9番出口の方を案内しましたが、近いのは10番出口からでして、出ると、地上で歩く距離は短くなります。ぱっと見で分かる目印がありませんので、個人的には9番出口から出ることをお勧めします。

改札からセンターまでですが、所要時間は市バスより長いのですが、名古屋駅での乗換時間を考えると同じくらいです。

市バス

基幹2系統「猪高車庫」(いたかしゃこ)行に乗車します。クリーム色に朱色のラインが入った車体で、通常のバスは濃い紫ばかりですので、分かりやすいです。

2つ先の「桜通伏見」で下車してください。「国際センター」の次です。8時台は1時間に8本、9時台は9本ありますが、10時台は4本、11時~14時台は3本に本数が減ります。料金は210円均一です。

基幹系統は、後部ドアから乗車、下車時に支払いです。他の大半のバスは前から乗車、先払いなのとは異なりますのでご注意ください。各種交通系ICカードは使用可能です。

下車したら、バスの進行方向を歩くと、「日銀前」という交差点がありますので、歩道橋を右方向、南へ渡ります。1ブロック過ぎてすぐに、伊藤忠ビルがあります。だいたい5~6分で到着します。

徒歩

実は、名古屋駅から言うほど遠い距離ではありません。Googleマップで最短距離で行けば1.3km、17分です。

ただ、Googleの最短距離で示す道順は分かりづらいので、「桜通」沿いに東へ歩き、「日銀前」の交差点で右(南)に曲がるのが、一番分かりやすいです。歩くときは、北側ですと直前で、歩道橋を渡る必要があるため、南側を歩く方がベストです。

お得情報ですが、名古屋駅から国際センターまでの900mは「ユニモール」という地下街がありますので、そちらを歩けば徒歩の約半分は雨に濡れたり、暑い日差しを受けずに歩くことできます。

往復運賃420円が浮きますので、名古屋の喫茶店でモーニングを食べるのも悪くありませんね。

申請の事前予約を忘れずに

窓口に必要書類を持参して申請するのですが、必ず、WEBで予約をしなければなりません。忘れないようにしてください。予約していなければ「予約してもう一度来てください。」と言われかねませんので注意してください。

私自身は、余裕をもって7月下旬に予約をしました。早く予約するに越したことがないことは確かです。

実際に該当する方を見かけました。申請までの仕組みを理解されていないと、大変なことになります。センターの張り紙にも書いてありますが、それで気づいても後の祭りです。

センターレイアウト図

名古屋ビザ申請センターのレイアウトについて、2023年9月時点で情報がWEBに見当たらず、迷ってしまったので、こちらで見聞きした内容を表現しました。参考にしていただければ幸いです。

名古屋中国ビザ申請センターの見取図

名古屋ビザ申請センターの内部探索

4階のビザ申請センターは企業オフィスビルのフロア一角を借りているイメージです。

名古屋中国ビザ申請センター入口

ガラス扉を開けると、正面中央にカウンターがあり、奥には4つ申請窓口が、1番から4番まであります。

待合用の椅子が12脚あるのですが、私が来た時にはほぼ埋まっていました。 テレビが1台ありましたが、ついていませんでした。

入口から見て右手奥には授乳室、証明カメラ撮影ボックス、コピー機(パーソナル用のプリンター)、左手奥(前方向)にはパソコンとプリンター、書類を記入するための高めの台があります。

名古屋中国ビザ申請センター内 証明写真ボックス

センター自体狭いため、立って待っている人が多くいます。
カウンターでノートパソコンを開いている人がいたり、スマホを見ていたり人など、呼ばれるまでの過ごし方はそれぞれです。

窓口の構成

ビザセンターの一番奥に窓口があります。左手から数えて1番、2番、3番、4番と窓口があります。1番から3番までが申請窓口でした。

4番窓口はビザの受取窓口となっておりますが、受付時間以外はビザ申請の受付窓口として使われています。

最初に受付が必要だけど・・・

着いたときですが、受付と思われるカウンターには人がおらずは無人でした。何をすればよいか、慣れないと迷ってしまいました。

窓口の方に行っても、待っている人しかいないため、どうしようか思案しました。

4番窓口の申請者が終了した直後に、「ビザを申請しに来たのですが。」と女性スタッフに声掛けしたら、すぐに別の男性スタッフを呼んでくれました。

男性スタッフが扉を開けて出てきましたので、後ろをついていき、カウンターで持参書類をさっと出して見せました。

時間帯にもよりますが、「受付にスタッフが必ずいる」とは思わない方がよさそうです。

受付カウンターでの一次チェック

持参した申請書類を見せたら、男性スタッフがざっとチェックしました。

最初に、「A●●」(●●は数字)が書かれた付せんが申請書に貼られます。この番号は絶対に失くさないようにしてください。

名古屋中国ビザ申請センター 番号の付せん

修正指示があった場所

チェックが続きます。サインと日付を記入する場所が2ヶ所あり、その部分に鉛筆で丸印を振られ、(窓口で呼ばれるまでに)記入をするよう促されました。

査証オンライン入力確認ページ(中国签证在线填表确认页 / Confirmation of Online Visa Application)の一番下にある、申请人签名(Applicant’s sogmatire)と日期(Date(yyyy-mm-dd))に鉛筆でまるを振られました。

同様に、査証申請表(中华人民共和国签证申请表 / Visa Application Form of the People’s Republic of China)の最終ページのサイン欄、日付欄にも鉛筆の○があります。これらが指摘があった場所です。

次に、「E-ticketは?」、「ホテルの予約票は?」、「パスポートのコピーは?」、「写真は?」と立て続けに有無を確認されると、それぞれ用意した紙を出して渡しました。

パスポート原本はこの時には渡していません。窓口で提出します。

「(過去に)ビザ(を取っていたか)?」と聞かれたので、首を横に振りました。

一次チェックは終わり、書類は返されました。番号が呼ばれるまで待つようにとのことでした。チェックに要した時間は1分でした。

観光ビザを申請される方についてですが、必要な書類については「【解説】中国旅行に必要な「観光ビザ」取得方法」をご確認ください。追って、実際に必要だったもの、そうでないものについても触れたいと思います。

待ち時間はどれくらい?

ビザセンターに着いた時間が指定された時刻の30分前で、スタッフを読んでもらいました。指定された始めの時刻から計算しますと、1時間半待ちました。

思ったよりも短かったと感がありました。3時間以上覚悟していたのですが、待っていた申請者の人数が思ったよりも増えなかったこともあったかと思います。

順番ですが、見た限り、予約時刻には関係しますが、ビザの種類は関係なさそうな感じでした。数字がその日に受付した人数だと推察できます。

2番窓口の人が隣の窓口の仕切りにあたる所に、受け取った付せんを貼り付けていました。1つの窓口で日に10人以上は受け付けているということでしょうか。

お手洗いは近くにあり

窓口で対応しているスタッフの人数で、何分くらい後になるか、ある程度予想することはできますので、番号を呼ばれる前に、トイレをすますといったことは問題ありません。

お手洗いですが同じフロアにあります。エレベーターを降りて左手奥に男女トイレがあります。左手前方への通路のつきあたりがビザ申請センターです。

出入りは自由

受付したスタッフからは「番号が呼ばれるまでお待ちください。」と言われるだけなので、実際のところは、センターを出ること、外へ行くことは可能です。

入口ガラス扉の注意書きには「午後3時までには戻っていただきますようお願いします。」とありました。

待ち時間については比較的自由に使えると考えて差し支えありませんが、戻って来る時間については十分注意をしなければなりません。

窓口が4つあり2人だけで対応してて、途中から人数が増えることもあり得ます。窓口の対応人数は、その時その時で変わりますので、そういった要素も含めて予想することが肝要です。

番号を呼ばれる時にいなければ飛ばされてしまいますので、それまでには必ず戻ってこなければなりません。

飲食は?

センターの張り出し紙を見ますと、「食事をしないでください。」と表示がありました。

食べるのは難しいでしょうが、ペットボトルや水筒のお茶や飲み物を飲むこと自体はぎりぎり大丈夫かな。といった感じです。

スタッフの出入りはありましたが、特に注意はされていませんでした。ゴミ箱はありませんので、各自お持ち帰りください。

椅子が少ないのが難点

待合スペースは広くありません。4人掛けの椅子が2本、2人掛けの椅子が2本、計12人は座ることができます。

イメージとしては、通勤電車のシートではなく、空港にある待合椅子に近い感じなので、若干余裕がありますが、すぐに満席になります。

着座していた人が11名、立って待っていた人が5名いました。

空きスペースが受付カウンターの周辺は結構広く、立って待つには適している所ですが、長時間だと大変だと思います。

結局、使わなかったですが、念のため、たたみ椅子を持参しました。

申請受付の実際

こちらでは対面で申請する時に実際に経験したことを基に、申請から受付までの手順やプロセスの詳細を解説します。

呼ばれたのは2番窓口の男性スタッフからでした。

番号を確認

最初に「A●●番」と窓口のスタッフが番号を大きめの声で呼びますので、注意して聞いていてください。聞き逃すと大変なことになります。

自分の番号が呼ばれましたら、すぐに呼んだスタッフがいる窓口へ移動してください。行かなければ、2~3回呼んだらすぐに次の番号を呼ばれます。

申請書類一式を渡す

事前チェックされた書類一式とパスポートを提出してください。最初に、「ビザ申請予約確認票」や「査証申請表」の1枚目にあるQRコードをリーダーで読み取ります。

予約日時がプリントされた「ビザ申請予約確認票」はこの時に返却されます。

続いて、証明写真1枚が規格どおりなのかどうか目視で確認して、問題なければのりで申請書1枚目に貼り付けます。

申請書のチェック

例えば、E-ticketでしたら、出発日と帰国日、発着地、便名などをチェックして駐名古屋中国総領事館の領事が審査しやすいように鉛筆で丸をふっていました。

また、宿泊予約記録はチェックイン日とチェックアウト日が入国日から帰国日まで滞在日全てをカバーしているか、漏れている日はないのかを確認されていました。

申請内容を一部修正する

申請書をチェックしているなかで、スタッフが質問をしてくる場合があります。

この部分は、申請者によって、記入内容が異なるため違う場合が多々ある部分です。例えば、父母の住所が書かれていないとかなど、いろいろあるようです。

細かなことばかりかもしれませんが、4ヶ所指摘がありました。

職歴

私の場合は「3.3 職歴」でひっかかりました。自分の「E 職責」が何なのか記入が必要とのことで、オンライン申請時に入力してなかったようでした。

男性スタッフから、個人で持っているスマホの画面に、職責は「職務上の責任」と訳が表示されたものを見せられました。

役職とは違うようで、何と書けばよいか、いろいろ切り口を変えて聞いたのですが、どうしても分かりませんでした。

その間、一度奥のスタッフルームへ入っていき、戻ってきました。

他の例ですが、「勤務先名」のところを「製造業」という形で書くようなことを別の経験者とおぼしき方がおっしゃられていました。

結局、スタッフがもういいとジェスチャーをしてあきらめて、次へ進みました。

入国日

「6.1.A 渡航日時」の部分で、入国日(到着日)の日付が誤って1日前になっていました。

単純ミスなので、二重線で消して、その下に正しい日付を記入し、横に訂正印の代わりに名字を書くよう指示されました。

次のようなイメージで、△○を取消して、○○を追記。訂正の証しに横に■■■を書きました。

2023年○月△○日 ■■■
       ○○

署名

一時チェックの時にも言われたことでしたが、窓口で呼ばれる前にあえてサインはしませんでした。

パスポートに記載の氏名はアルファベットなので英文の名前を書くのか、漢字で書けばよいのか迷ったからです。

その場でスタッフに確認しまして、漢字で書いてよいとのことでしたので、日本語で氏名を記入しました。

記入日

日付は、2023.9.05と書きました。年月日を書くようにとか、細かい指摘は特にありませんでした。

顔写真を撮影する

市販されているlogitecのWEBカメラを窓越しに顔へ近づけて、顔写真を撮影されました。

指紋をスキャンする

指紋をスキャンする読み取り機器ですが、自分から見てカウンター少し左手にありました。

左手親指以外4本、右手親指以外4本、両手親指2本の順番で、両指10本全てをスキャナーのガラス面に当てるよう指示されました。うまく読み取れなかったようで、4本指を2回スキャンされました。

8月11日から指紋採取は免除となったと中国大使館のホームページにアップされていましたが、実際は指紋の採取はこれまでどおり行われていました。通知の意味を取り違えていたのでしょうか。

旅行代理店とおぼしき中国人が何人ものパスポートを受領していましたが、申請時は本人は来ていたのかどうなのかふと思いました。

請求書が渡される

DELLのパソコンから小さな紙を印刷されました。「待缴费单 / 請求書 / Payment Notice」という紙で、A4の半分よりも小さいサイズでした。

申請者氏名や電話番号のほか、ビザの種類や入国回数、滞在期間、有効期限など重要な情報が記載されています。

支払いに関する情報としましては、人数や請求額が記載されていました。

スタッフから受取りに関する説明を受けましたら、申請手続きは終了でした。こちらから少し聞いたことがありましたので20分かかりましたが、それがなければ20分までは要しませんでした。

申請完了までの所要時間

事前準備書類がきちんと揃っているかどうかにかかってきますが、呼ばれるまで待っている間、4つの窓口を観察していましたが、通常は、申請1件あたり15分~20分くらいでした。

ただ、慣れていない人や仕組みを理解していない人は30分以上要する人がいますので個人差があると言えます。

持参した書類以外のものを求められるケース

ビザ代金の他に何か追加料金が必要かどうかということですが、審査の進行により要否は異なりますが、次の2つのケースがあり得ます。

証明写真の再撮影を求められた場合

持ってきた写真のサイズ定められた規格と合っていない人は、写真の撮り直しを求められます。

その場合は、センター内にある証明写真ボックスで写真を撮ります。中を見たら代金は1,000円とありました。

私はスマホでセルフで顔写真を撮影して、サイズを調整した上で、カメラ屋のクラウドへアップロードしてプリントしたものをカッターで切り取ったものを使用しましたが、特に何も言われませんでした。

名古屋中国ビザ申請センター 証明写真ボックス内

コピーするよう求められた場合

何かしらコピーを求められる場合があります。名古屋ビザセンターの場合は、扉を開けて右手奥の角にコイン式ではないパーソナルプリンターがコピー機として置いてあり、コピーした枚数を窓口で1枚10円支払う運用をしています。

名古屋中国ビザ申請センター コピーコーナー
名古屋中国ビザ申請センターのコピー料金

不足書類の提出を求められた場合

対面でスタッフが確認した結果、不足書類の提出を求められる場合があります。この場合は、申請が終了していませんのでご注意ください。

実際に、不足書類を取りに外へ出ていった方がいました。データを入手して、コンビニなどで印刷して、1時間過ぎないうちに戻ってこられました。

そういった場合、番号を再取得することはありませんので、窓口での対応が終わった直後に、空いた窓口のスタッフに声をかけてください。申請者にとっては割り込まれたという風に見えますが、実際はこのように運用されています。

ビザを受取可能となるまでの日数

公式WEBページには「普通申請サービスだけ提供できます」とありましたが、これは事実でした。「所要日数は6営業日」ですが、起算日はどう考えるのか、申請するまで計算方法が分かりませんでした。

名古屋中国ビザ申請センター基本情報

こちらは実際に経験してみて分かりました。例えば、9月6日(水)に申請して、その場で受付されれば、9月13日(水)以降に受取可能となります。

つまり、申請日は日数にカウントされますので、申請日から起算して6営業日目以降となります。祝日が1日入りますとその分日数が延びますのでご注意ください。

受取可能時間は?

同様に公式WEBには名古屋のビザ申請センターの受取時間として「12時~14時」と記載がありましたが、実際、対面での案内も同じでした。

受付時間外に来た人がいまして、窓口でスタッフと交渉されていたのですが、結局は、クレジットカードで支払って、その場で受取できた事例がありました。

時間外にパスポートを受領できるかどうかはスタッフの判断ですので、断られる場合があるでしょうし、必ずできるとは考えない方が無難です。

受け取る人は代理でもよいか?

受取人は本人でないといけないのか?という疑問があるかと思います。

確認したところ、「請求書」を持参する人は家族でも誰でもよいとのことでした。他人でも持参すれば渡されるということです。

郵送は不可ですので、本人でなくても構いませんが、遠方在住の方でも名古屋のビザセンターまで取りに来なければなりません。

申請後からビザ受領可能日まで

最後に連絡先を確認されます。オンライン申請で書いた電話番号です。

「申請後、何かあれば連絡します。連絡がなければ記載日以降に取りに来てください。」と言われました。何もなければ、ビザは発行されるという意味でした。

翌営業日以降、平日昼間に電話がかかって来ることが想定されるため、電話番号を変更しました。

印刷した小さな紙2枚にそれぞれ、二重線で消して、新しい番号を書きました。訂正印にあたるサインは不要でした。

電話連絡があるとその内容が不足資料であることが想定されるので、ビザが受領できる日が延びる可能性がありますので、かかってきてほしくありませんね。

申請受付が終わって・・・

ようやく受付が終わりました。ほっとした感がありました。

座るところがあったので思った程は疲れませんでした。あとは、ビザの受領を待つだけです。受領日まで何も連絡がないことを願っています。

初めての申請で心配な方がいらっしゃって、もし、ご質問などある場合は、メッセージへ書き込みしていただければ、お答えいたします。

コメントを残す