中国個人旅行経験30年、70回、200ヶ所以上を訪問した作者『死ぬまで旅人@中国旅一筋30年&旅の中国語伝道師』が《ツアーでは体験できない中国》や《旅に役立つ中国語》、《個人旅の楽しさ》を知ってもらうために、《旅のノウハウ》も交えながら、様々な視点で中国旅行を語るWEBサイトです。
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中国語を使い旅を楽しむ!
旅先で中国語を少しでは話すことができると、中国旅行がすごく楽しくなります。上のタイトルをクリックいただくとかんたんに覚えられるフレーズなど役立つ内容が盛りだくさん。

中国旅行想い出ベスト写真
30年間で撮影した写真45,000件の中から、今もなお印象に残っている選りすぐりの写真をスライドショーで取り上げます。随時、追加や入れ替えをしていきますのでお楽しみに。
作者紹介
私は、死ぬまで旅人@中国旅一筋30年&旅の中国語伝道師といいます。旅歴史は1991年の中国北京への短期留学から始まり、旅とともに生きてきました。
北京や上海といった大都市はもちろんのこと、各省の中くらいの都市、その都市に属する小さい県まで、200ヶ所を訪問しました。省市区で言えば、チベットを除き、全て訪問しました。主要都市の名前や所在は頭に入っており、下手な現地の人よりも知ってるかもしれません。

記録を確認したら、ANAやJALを中心に30年間で828,000マイルを使い、特典航空券に交換して43回、中国を往復していました。写真や動画は45,000件ありました。
思えば30年間は長いもので、兌換券や駅の外国人窓口が廃止され、友諠商店はただのデパートになったり、短期旅行はビザが不要となったり、紙媒体の鉄道時刻表が売られなくなったり、スマホやキャッシュレスが急速に広がるなど、中国の変化を常に目の当たりにしてきました。
旅のスタイルにもこだわってきました。初期は観光地をまわることを普通にしていましたが、次第に関心が薄れ、人々の生活を見たくなり、田舎の町や村まで足を運ぶようになりました。
折りたたみ自転車を中国へ運んで北極村へ向かったことや廃止直前のSLの雄姿を見に行ったり、三国志関係の旧跡を巡ったこと、中国人の友人と旅をしたり、現地集合で中国人旅行者と沈む直前の長江三峡沿岸を歩いたもあります。
旅につきものの盗難には幾度も遭いました。大みそかに具合を悪くして買った薬を飲んで駅前の安宿で休息したり、現金が無くなる直前でピンチとなったこともあったりするなど、数々の修羅場をくぐり抜けてきました。

右:2016年4月 北京西駅の夜景
最近では、支付宝や微信支付といったキャッシュレス決済で旅をしたり、滴滴快車を使い車をチャーターして、次の日分は直接交渉して復路の移動手段を確保するなど、今時の流行りにも対応してきました。
そうった旅のなかで、得たことはたくさんあります。旅の楽しさだけでなく、個人旅行に必要な秘けつやノウハウといったことについても触れていきます。
新型コロナで2019年9月以来、3年以上中国へ行けない日々が続いていますが、旅人生を言葉や写真、動画などを使って振り返ってみたいと思います。
個人旅30年の実績
中国個人旅は現在まで68回。始まりは1991年に中国語はまだ初級レベルだった頃に北京語言学院へ手紙を書き、ビザを取得し鑑真号で上海経由で寝台列車で北京へ行った時です。
直近は、2019年9月、ツアーでは決して行けない旅企画をして陝西省にある中国版グランドキャニオンへ行き、解散後、無料のマッサージ訓練校を見学した旅まで、旅の数は累計68回となりました。
中国には日本の県に相当する省、直轄市、自治区がありまして、30年間で200ヶ所の町を訪問しました。特に四川省は日本と同じくらい広く、訪問地は1/10に当たる20か所以上になりました。これを地図に落とし込みまして、各省・市・自治区・特別行政区の中でどの町を訪れたかが一目で分かるようになりました。

これまでの行った場所を紹介します。チベット以外は訪れまして、北京や上海はゲートウェーになる場合が多いので、訪問回数が多くなっています。

旅歴史 of 中国
時系列に並べて30年の旅で起こったことを振り返るページを作成しました。こちらをクリック。
コンテンツ一覧
旅ニュース&コラム | 中国旅行に関係するトピックスや最新情報を提供します。中国発のニュースも織り交ぜたいと思います。 |
計画 | 情報収集から移動手段や宿泊の手配など、出発前にすることに関して経験に基づいた役に立つ情報を提供しています。 |
移動 | 国際線や中国国内線、列車、高速鉄道、長距離バス、市内バス、地下鉄、ローカル船、タクシー、徒歩など、中国旅でのあらゆる移動手段について取り上げます。 |
滞在 | 予約していない場合の宿の確保やモバイル環境、ツアーでは見ることができない中国を見るためのノウハウや情報をお知らせします。 |
旅日記 | 現地で綴ったり、現地からメールで発信した旅日記、30年間にわたる旅記録を掘り起こします。4万5千点ある写真も発掘して、旅の楽しさを伝えます。 |
作者紹介 | 作者である「死ぬまで旅人@中国旅一筋30年&旅の中国語伝道師」と旅との関係などに触れています。 |
旅歴史 of 中国 | 時間軸を中心にトピックを交えて30年間を経た旅の歴史をご覧ください。 |
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旅企画の実施
知人から「ツアーでは味わえない中国を知りたい」という声に応えて、現地への旅を5回企画して、一緒に行きました。大変なトラブルに巻き込まれたことがあったり、観光地でない長城に登ったり、リクエストにあった銀行口座の開設を体験してもらったり、エピソードは絶えません。
参加された皆さんからは一様に「楽しかった」、「ツアーでは決してできない体験をできた」など、大変好評をいただきました。
今後、どのような旅企画を実施してきたのか、具体的に紹介していきますので、お楽しみに。
詳しくは「企画旅」カテゴリーを見ていただければ幸いです。
中国人との交流
旅が楽しいと思うことの理由に、現地で生活している中国人との交流があります。中国語をあまり話せない頃は声をかけられることが多かったのですが、日常会話に支障をきたさないようになってからはこちらから声掛けすることが増えてきました。
土葬の場所へ向かう途中の一行に出会い、食事に呼ばれ家で仕込んだ燗のお酒を飲んで酔ってしまったり、日本のカステラを動画で学んで現地でカステラを売っている若い経営者など、いろんな方がおりました。
WEBで旅友募集に参加して、中国人と一緒に水没前の長江三峡沿いを歩いたことがあります。自分以外は中国人の若者ばかりで、消えゆく自然だけではなく、人々の生活も見ることができました。現地の中国人の友人と北朝鮮国境沿いの町やロシア国境の町など東北地方を旅したことがあります。
烏魯木斉発の現地ツアー出会った中国人と友達になり、一緒に旅を共にしました。後に結婚式に呼ばれたり、日本での旅行手配を手伝ったりしました。兄と呼んでいた中国人の友達とともに、黒龍江省や吉林省を旅するなど、交流はいろいろありました。
旅先での様々な体験
一人旅が主体で、現地の方と出会って、話をしたり、体験したり、いろいろありました。観光地感がない中国を探して都会からど田舎まで巡りました。1990年代は、田舎では決して売っていないコカコーラやペプシコーラ、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキンがある町が都会で、田舎では知らない地元メーカーのコーラが売っていたり・・・。
バックパッカー旅を始めて30年超ですが、不思議に最初の旅のエピソードは未だに覚えています。瀋陽郊外の観光地でアナログカメラをすられて、出たら犯人と思われる人間から声かけられたり、寝台バスで物をとられてバスを公安で何時間か止めたり、100元札が足りないなと思ったが確信がなくて列車内でもやもやしたり、真夜中の寒い田舎駅に降りて、駅員に頼んで会議室で朝まで滞在させてもらったり、フライトキャンセルになり帰国できるように交渉するなど、トラブルも多数ありました。旅のエピソードは覚えきれないくらいたくさんあります。

写真や旅行記のストックがたくさんありますので、旅行記や印象に残った光景などを写真と解説でお伝えします。
郊外にある同じような駅舎を見て飽きた感を覚えたこともあったり、昔からある駅が消えて、近代的な高速鉄道駅になった情報をしって残念に思ったことがあったり。
バックパックを背負って始めた旅で、旅のスタイルとしては、荷物が少ない身軽さを目指したり、撮影器具は、アナログのカメラに始まり、重たいビデオカメラ、軽い動画カメラ、デジカメ、スマホと旅歴史の長さを感じます。
現地の電話屋で電話線を借りて、アナログ通信をしたり、携帯電話のSIMカードを購入して、2Gの通信を試みたり、現地モバイルにいろいろ挑戦しました。
中国ですが、改革開放の息吹が感じられたが人民の姿がまだまだ残ってた90年代はじめ、途中、自転車で中国最北端を走ったり、深夜の蒸気機関車や東北の原野での朝日に感激したり、いろいろありまして、ここ数年は、日本よりも先に走っていたスマホ決済や鉄道の切符を日本から予約したりして、最新トレンドの吸収にも努めました。
ご覧になられた皆さんへ
サイトの名前ですが、いろいろ考えてこうなりました。旅しちゃいなは「旅しChina」を転じてひらがなにしました。ドメインも「travelers-china.com」にして、旅人(トラベラーズ)感を出しました。
振り返るだけでは面白くないので、コメントをいただいたり、質問や疑問などがあれば答えて交流したいです。オンライン(WEB)で情報発信をしつつ、オフライン(対面)でも、直接お話しできる機会があれば、語っていきたいと思います。
とりとめのない話ばかりで、「今さら遅すぎる」と退場を求められるかもしれませんが、死ぬまでにしたかったことなので、何卒お許しくださいませ。