足を伸ばせる寝台バス(避暑を目指して その11)
新郷には19:00前には戻りました。
駅に立ち寄り、バスターミナルへ。今晩の寝台バス下段の切符を入手。上段・下段とも同じ値段ですが、下段を選ぶ乗客が多いようです。快適性の関係からかもしれません。
この寝台バスは今まで乗った中で一番まし、言い換えれば良い寝台バスで、トイレまでついています。
枕の部分が盛り上がってて、その下には空間があり、ひとつ後ろの寝台の方の足が入る部分です。
靴は、ベッドマットを上へ上げると、小さなボックスがありましてそこへ入れるか、足を入れる空間の上に小さいですが、物を置くことができるスペースがあります。
35リットルのリュックをそのまま置くだけでは、振動で足を直撃するので、ワイヤーロックで階段に結び付けて安定させました。それでも動きますが、何回か位置の調整はしました。ただ、足へ落ちることはありませんでした。
寝台は窓側と真ん中の3列に上下二段、トイレと給水器付で、紙コップは車掌に言えばもらえます。
寝台バスは土足で上がる場合と靴を脱いであがる場合(ビニール袋はある)がありまして、今回は前者でした。
夜10時半出発で20分前くらいに新郷バスターミナル前に到着。
バスが来るまではターミナル建物前に向けてある窓口は開いていましたが、乗車が始まった頃には閉まっていました。
運転手は2人いるようで、車掌は1人。多分、翌9時半のバスとして折り返すのだと思われます。
乗客はほぼ満員。大きな荷物はトランクに入れています。
乗車後、車掌が、復路の北京→新郷の期限無しの前売チケットを85元で売っていまして、1人か2人買っていました。
途中ですがトイレがあるため、途中休憩は一切ありませんでした。
たまたま、サービスエリアに停まっているので、降りてトイレに行っていいかと聞けば、「中にトイレがあるのでそちらへ。」と案内されました。運転手がトイレへ行くための運転停車のようでした。
一部一般道を通っていましたが、北京への高速をずっと走っていたようです。