中国滞在中に役立つグッズ ~30年の旅経験から~

旅行や仕事で中国へ渡航する皆さんへ、私が30年間の旅経験で編み出した、現地で使える厳選した持ち物ベストを紹介。渡航先で使っているグッズ類も紹介。知って決して損はありません!

渡航先で実際に使っている荷物

中国へ持っていく荷物はできる限りコンパクトに、少なく、軽くできるように、毎回リストを作って精査してきました。旅経験豊富なブログ作者がどんな持ち物を用意するのかを具体的に公開したいと思います。

メインバック

メインバックは宿に置いて身軽になって町歩きをすることが多いので、洗濯できる素材のショルダーバックをサブのバックにしています。

  • 20リットル強のバックパック(リュック)
  • 薄手のショルダーバック

旅先では、ひとりでトイレに行ったり、スマホで写真を撮ったり、メモをしたり、両手が開いている状態が絶対に必要です。盗難防止といったセキュリティも考えています。

現在愛用中のバックパック(リュック)
現在愛用中のバックパック(リュック)

私の場合は、Right-onで、anello MULTI FUNCTION バックパック を買って旅のメインバックとして使っています。

個人旅行に適したバック

個人旅はひとり又は少人数での旅行が想定されますが、中国では歩くことが多いため、両手が使えるリュックが必需品となります。

キャスター付きバック
実際に使用したことがありますが、でこぼこが多く、スムーズに動かすことができない場所が多いことがあり、お勧めできません。ただし、1都市、1箇所のホテルに滞在するのみの旅行でしたら大丈夫です。

リュックサックの使い方

宿到着後に夕食を取りに行ったり、チェックアウト前に近くを散策する際に、メインとなるバックを背負いながら行くのは負担が大きいので、デイバックとして使える小さなバックがあるとなお良いです。

長距離列車内で過ごす際も同様で、大きなバックは動かさず、他の荷物と同化させることで、盗まれないようにするためにも、小さなバックは必要です。

折りたたみできるエコバックでも、小さなリュックでも、ショルダーでも何でも構いません。必要がなければ、たたんでしまうくらいのコンパクトさがあるといいでしょう。

気を付けることとしては、両手を空けることができるかどうかを考えてください。写真を撮ったり、メモしたり、両手の動作を妨げることは旅の動きに制約をかけることになりますので注意してください。

番外編 ~中国でリュックを購入~

どこで買えば良いか。ですが、例え安くても中国で買うことをお勧めできません。返金や交換が困難だからです。数年前、数十元の中くらいのリュックを購入しました。念のため、日本から持って来たリュックは捨てずにいました。

結果的にそれは正解でした。2日間使っただけで、肩の部分など、根幹となるパーツがいかれてきて、針や糸で補修しなければ使えなくなったからです。安物買いの銭失いでした。

同じ中国製でも、日本で買う中国製は品質が安定しており、返品するようなリュックはほとんどありません。中古品も多く出回っていて、選択肢は豊富で、選択肢が必ずしも多くない現地で買うよりは日本で買った方が無難です。

お金

WechatPayやAliPayといったキャッシュレス決済がコロナ禍前から普及していましたが、今ではすっかり、現金よりも幅を利かせています。

現金の扱い、ウエイトが大きく低下しました。こちらはコロナ禍前の持ち物です。

  • 財布
    • 中国元(お札)
    • 中国元(硬貨)
    • 現地交通ICカード(北京・上海・香港)

出し入れが頻繁になるので、1日~2日間は「セキュリティポーチ」から取り出さずに済む程度の中国元を入れておきます。ひもを通してズボンにつなげて、盗もうとしてもすぐに分かるようにしています。

2024年9月までの旅行では財布を持っていきました。

  • 財布
    • 中国元(お札)
    • 中国元(硬貨)
    • 現地交通ICカード(北京・上海・香港)

2024年年末の旅以降は財布を持っていくことを止めて、スマホ中心に変わりした。

  • スマートフォン
    • WechatPay
    • AliPay
  • ファスナー付き小物ケース(中国元現金)

「現地交通ICカード」はスマホの決済アプリで代替できるため払戻手続をして使用をやめて、数を減らしています。

お金をどの程度持っていけば良いかなど別の関連記事があります。

スマートフォン

どんなことをするにもスマホアプリ頼りです。折りたたみ地図はもう売っておらず、地図アプリが欲しいですし、車を呼ぶにも、スマホ決済するにもマルチで使えます。

今時、スマホなど盗まれないと思われるかもしれませんが、盗られたらパスポートや現金の次にショックが大きいアイテムです。

履きなれた靴

歩くときは使いなれている靴がいいというのと同じで、日頃、自宅で使っているものを旅先で使うことは道理にかなっています。

貴重品保管

初めて旅を始めて以来、今までずっと維持しているのは貴重品管理です。”肌身離さず”が基本です。

セキュリティーポーチ

服の内側に入れることができて、洗濯可能な首掛けの貴重品入れとして、90年代の最初の旅から何代か交代しながら、ずっと愛用しています。

  • セキュリティポーチ
    • パスポート
    • 日本円(20,000円)
    • クレジットカード
    • 銀聯カード
    • E-ticket控

一番大切な身分証明書であるパスポートや両替する際にすぐ出せるように日本円の一部などを入れています。

「銀聯カード」は使える場所が少なくなりつつありますので、何れ持参をを止めると思います。

「E-ticket控」ですが、中国の空港では念のため印刷したものを持っていくと良いとされていましたが、IT化の進展で、パスポート情報を入力又はスキャンすれば、搭乗情報が出てくるようになったため、印刷自体不要となりました。

シークレットポーチ

宿でなければ現金を出さないようにしていました。移動が続く場合は夜行列車のトイレの中で開くことがありますが、便器に落ちないように気を付けていました。

  • シークレットウェストポーチ
    • 日本円、中国元の一部
    • 現地銀行のキャッシュカード

現金のウエイトが下がったため、2024年9月渡航より持っていかなくなりました。

ロングストラップ

CAMP7ケースセットという名のアウトドア向けのメーカーの製品です。元々の売値は2,200円でしたが、季節替わりでセール価格1,200円で売っていましたので、思わず店頭にあった2つ全部買いました。

夜行列車の座席車で移動することがあるのですが、特に、そういった時に盗み取られないように、引っ張られてもすぐに分かるようにするために長いものが必要でした。

海外旅行に役立つ CAMP7ケースセット 2,200円

以前は、長いひもを結んで、スマホに繋げて使っていましたが、いささか不格好でした。白いひもを重ねて写しましたが、長さ自体は同じですが、これくらい長いストラップはどれだけ探しても売っていなかったため、店で買ったひもをスマートフォンに繋げて旅行時のみ使用していました。

普通のストラップの倍以上の太さがありますが、長さはその倍くらいはあって、ズボンのポケットに楽に入れることができます。ポケットを開閉できるようにボタンをつければ、すぐに盗られることはありません。ストラップの長さはまさしく超ロングです。

普通のタイプより
長いストラップなので
ポケットに入る

最寄りのRight-onに行ったとき、マネキン男性の首にロングストラップ掛かっていました。再度来店した時、季節が冬物に変わっていてありませんでした。

店員さんに商品のイメージを伝えて在庫を調べてもらいましたが探し出すことができず、別の店員に聞いたら、店の真ん中あたりに案内されまして、ドンピシャでした。

店内はくまなく歩いて探したつもりでしたが、未チェックの場所した。探し漏れでした。店員さんに聞いてよかったです。

サブバック

リュックを宿に置いたり、荷物預かり所で預けたりして身軽になった時の荷物です。10年以上使っています。

バスでの移動時も手元に置いておくので、買った食べ物を入れることもあります。

  • 薄手のショルダーバック(再掲)
    • トイレットペーパー
    • ボールペン
    • 空のペットボトル2本
    • メモ用紙 数枚
    • ハンカチ
    • リサイクル本
    • エコバック

移動中、ずっと風景を眺めていても退屈してきます。図書館でもらった「リサイクル本」や現地で買った、中国系航空会社の機内でもらった中国語の新聞を忍ばせています。

こちらは、スマホで情報を調べたり、旅の記録をすることに時間を費やすことが増えたのと荷物になるため、2023年9月の旅以降、持参をやめました。

服装

服は旅行する時期により大きく変わります。
例として4月~9月にかけての旅行で持っていったものをリスト化しました。

  • 長袖シャツ
  • 長ズボン
  • Tシャツ、短パン(部屋着)
  • 下着
  • 靴下
  • タオル中サイズ(シャワー後使用)

下着や靴下は使い古しの捨てる直前のものを持って行って、現地で捨てて、身軽にすると帰国後、洗濯物が少なくなります。

以前は水着も入れていましたが、温泉に入る場合に備えたものです。最近は入らなくなったので持っていかなくなりました。

身の回り品

宿でひも解く荷物です。シャワーを浴びたり、洗顔、歯みがきをするときに必要な小物類を収納しています。

  • 小型ポーチ
    • ボディタオル
    • 折畳みプラスチックコップ
    • くし
    • 歯ブラシ
    • 歯磨き粉(ミニサイズ)
    • 石けん
    • シャンプー(ミニボトル)

また、移動中の空港や夜行列車を降りた後のトイレに入るとき、このポーチを取り出して使っています。

シャンプーは日本で使っているものを小さいボトルに入れたり、現地のホテルでもらったものを流用したりしています。

ITガジェット

スマートフォンを使うようになってから荷物が増えたカテゴリです。軽量化、小型化を進めて省スペースを目指しています。

  • スマートフォン
    • 現地SIMカード
    • 充電用ACアダプター
    • USBケーブル
    • モバイルバッテリー
    • Bluetothキーボード
    • イヤホン
  • 延長コード

2000年~2010年頃はモバイル用ノートパソコンを持参していましたが、スマートフォンで旅記録や写真撮影など様々なことができるようになり、荷物の軽量化に貢献しています。

便利グッズ

これまでの旅経験の中で、精錬された部分です。増えたり減ったりするカテゴリですが、次のリストにあるようなものが持っていっています。

  • 折りたたみ傘
  • ビニールスリッパ
  • ナイフ、スプーン、フォーク
  • 45Lごみ袋

折りたたみ傘は必携です。シルクロード方面といった乾燥した気候の地域を除けば、雨に見舞われる可能性があるので、用意しておくに越したことがありません。

ビニールスリッパは安宿必携のグッズです。床やトイレ、シャワールームはきれいではないことがありますので、100均で買ったものを愛用しています。

ナイフ、フォーク、スプーンは、テイクアウトした食べ物を宿泊先で食べる時に使います。機内で使った物を洗って旅行中だけ再利用するというやり方でもOKです。

圧縮袋を服を入れて容量を減らすために過去に使っていましたが、圧縮するのが手間なのと、現地で封を開けると空気が入り容積が増えてしまって意味がなくなるため、最近は使わなくなりました。

雨がひどい場合やきれいでない場所にリュックを置かざるを得ない場合に45Lごみ袋を使っています。

持参をお勧めする荷物4選

30年間70回、中国各地を旅してきた作者が得た経験や失敗を教訓とした現地へ持っていくと役に立つ荷物、グッズを厳選しました。

  • トイレットペーパー
  • 急速充電器&充電ケーブル
  • ビニール袋
  • S字フック&L字フック

トイレットペーパー

「どういうこと?」と首をひねられるかもしれません。

現地事情が反映されています。中国では備え付けの日本のようなトイレットペーパーは非常に少ないです。各自持参して使う習慣となっています。

中国人は小さなポケットティッシュを持っていますが、量は多くありません。

公衆トイレはそれなりに数はありますが、備え付けのトイレットペーパーは基本的にないと考えてもらって間違いありません。有人トイレであれば、トイレットペーパー代わりのティッシュペーパーが販売されている場合があります。

役割や使えるシーンは様々

用を足す際に使用する以外にも、使い道があります。飲食店に入り、テーブルやコップ、皿などを拭くことができますし、ゆで卵の殻を包んでゴミ箱へ捨てるまで取っておくなど、トイレットペーパーの役割は様々です。

列車やバスによる長時間、長距離の移動では、トイレットペーパーがトイレに備わっていないため、ないと大変なことになります。

新型コロナの状況を見て思ったのは、トイレットペーパーの使い方の応用編として、携帯型の消毒スプレーを持参して、手指消毒をするときに使ってもいいのではないでしょうか。

現地での使い方

日本から持参する場合は、芯を外してペチャンコにして、かさばらないようにして持っていきます。品質は日本の方がいいですね。

家で使っているトイレットペーパーをつぶして、荷物にいれておいてください。手提げがあるビニール袋にいれておくと役に立ちます。

なぜかといいますと、トイレに紙を置ける場所が全くないからです。外出先にあるトイレでしたら、かばんを引っ掛けるフックがあるのが日本では一般的ですが、世界ではそんなことがないのが普通です。

ビニール袋の取っ手を腕に引っ掛けて使います。自分の腕をフック替わりに使います。

使った後のペーパーはプラスチック製のかごが近くにあるので入れます。田舎ですとそれすらなくて、便器にそのまま入れることがあります。

細かな部分ですが、知っていると知らないのでは、現地で困るか困らないかの違いになってしまいますので、これは知っておくと、間違いなく有用な情報です。

急速充電器&充電ケーブル

スマートフォンは電池が重要です。写真をとったり、地図を見たり、列車の時刻を調べるなど、多機能端末として、今時の海外旅行ではフル稼働しますので、スマホのバッテリーはいつもより早く消費します。

以前は、脱着可能な充電池が外付けで使えるスマホがありましたがほぼ壊滅。今はほぼ内蔵型で、外付けバッテリーとの併用も必要です。

充電のため急速ACアダプタと充電ケーブルは旅の必須アイテムです。私が持っているのは、延長ケーブルが不要なケーブル長1.5mの口が二股になっているタイプのACアダプタ充電器で、機種名mitas「ER-TCMR34-WH」です。

急速充電ACアダプター mitas ER-TCMR34-WH
中国旅行の旅先で役立つ急速充電ACアダプター
mitas ER-TCMR34-WH

仕様ですが、56x56x21mm / 105g (ケーブル込) / 出力 5V 3.4A = 17W / 入力 100-240V 0.5A / USB 0口 / 二股ケーブル一体型(Type-C microUSB) 1.5m / 2台同時充電 / Smart IC非対応 / USB-PD非対応 / 折畳ACプラグ180度回転 となっています。

ER-TCMR34-WH 仕様説明
ER-TCMR34-WH 仕様説明

そこで提案するのは、旅の荷物として「延長コード」の追加です。急速充電できる機種なら、食事中に電源を貸してもらいますが、大抵、座っている所からは離れています。

日本のファストフードの座席のように、すぐ近くにコンセントがあることは少ないです。そこで長いケーブルが必要となります。充電ができれば、食事を終える頃には、宿に着くまでもつくらいにはなります。

急速充電できるタイプを選んでください。食事は30分、長くて1時間です。短い時間でも宿泊場所までバッテリーを持たせるためにも、大変重要となります。

ER-TCMR34-WH
ER-TCMR34-WHは1.5mのケーブルがあり便利

ケーブルが含まれる割には105gと軽量なタイプなので愛用しています。ちなみに、アウトプット65Wの東芝モバイルノートパソコンでの充電ができることも確認しています。

以前は10インチ以下の液晶ディスプレイを備えた超小型ノートパソコンで行っていたことが、スマホで出来るようになりましたので、ノートパソコンを持参する必要性が低下しました。それくらいスマートフォンの機能がアプリを通じて高機能化しました。

タフネスなスマホも出てきてはおり、1日2日はもつスマホもありますが、そうでないスマホもありますので、新しく買う時は、念頭におかれるとよいでしょう。

ビニール袋

ちょっとした物を入れたり、シャワー室に持っていくときなど、様々な場面でビニール袋が重宝されます。お勧め荷物入りしています。

中国でビニール袋を入手するのは簡単ですが、品質に問題があり、破れやすいので、二重で使うなど、工夫が必要です。また、物によって品質にばらつきがあります。

日本でもらえるビニール袋は品質は安定しており、重たい野菜や牛乳パックなどの食料品を入れてもびくともしないくらいの強度があります。

シャワーを浴びる際に、貴重品を置く場所がなければ、よく、ビニール袋に入れて、近くに置いたりしています。

特に、リュックを背負って移動しているとき、食べ物やトイレットペーパーを入れたビニール袋を引っ掛けることもよくあります。

防水効果がありますので、モバイルバッテリーやノートパソコンなどの機器類のケースを包んで、縦に収納すれば、口が開いていても水の侵入はかなり防ぐことができます。

有料となったビニール袋。日本でも中国でも同じお金を払うのであれば、家に置いてある余ったビニール袋をリュックに忍ばせて、物をいれるのに役立ててみてはいかでしょうか。

S字フック&L字フック

ホームセンターや100均で「S字フック」や「L字フック」が売られていますが、格安旅を目指すのであれば、大いに役立つアイテムです。

S字フック

値段もお近くのダイソーやセリアなど100円ショップで売っている110円のものから、ホームセンターで売っている数百円のものまで、多用ですが、自宅にあるもので十分足ると思います。

では、実際にどのような用途で使うかですが、共同シャワーの宿で、シャワー室に入った時に、貴重品入れや服を入れたビニール袋などをひっかけるために使用します。

同様に、トイレに入った際、一時的に荷物やリュックをひっかけるときに使えるといいのですが、耐荷重が不足していないかを確認してください。突如、ポキッとフックがおれて、落下し、汚い床に着地しかねません。

こうする背景としては、共同トイレやシャワーの共通項として、いずれも、周り汚れていて、とても物が置ける適当な場所がない場合が多いからです。

関連トピック  
トイレットペーパー

他にも、部屋や共用の物干しに、衣服を吊るしたり、同じフックがふたつあれば、ビニールひもといったロープ類を繋げれば、簡易的な物干しができあがり。

日常生活でも既存の物を使って工夫することが好きなので、このような応用を編み出すこともお手のものとという程ではありませんが、アイデアは結構でてきます。

失敗したはずれグッズ

前記5選には入りませんが、あると便利だと思ったものについて紹介します。今後も増やしていきたいと思います。

シューズカバー

あると便利なアイテムの一つですが、ゴム製ですと耐久性に問題がある製品がございますので、選択には注意が必要です。

試しに購入してみた

夏秋の旅行に備えて、雨は現地でも降ることがあるため、防水対策は必要だと思い、春先にシューズカバーを買いました。

値段は1,500円くらいだったかと思いますが、素材はゴム製のもので、裏側には滑り止めがあります。

防雨対策で使ったシューズカバー
防雨対策で使ったシューズカバー

初めて装着しましたが、両足分をカバーするよう位置を合わせるのに結構時間を要しまして、5分ほどかかりました。

思ったよりもゴムは伸びていて、足を入れるところ以外はカバーできる範囲になりました。

全国で梅雨入りが発表され、週末に台風が日本列島へ接近するというニュースがあったので、旅行前にテストとなりました。

さすがに、長靴を旅先まで持参することはできませんし、折りたたんでリュックに収納できるので、バックパッカー向けの便利なアイテムではないかと思います。

実際に使ってみた感想ですが、斜め上からのなぶり雨や都市部の洪水のような豪雨のように上からの浸水は覚悟しないといけないのが難点でしょうか。

あとは、滑り止めあったので油断していたのですが、水溜まりで滑って転倒しました。こういったことがあり得るということは知ることができたのはよかったです。

結果は散々、製品選択が重要

シューズカバーですが後日談があります。

ゴム製のシューズカバーを旅先で使えないか、雨天の日にテストしました。最初は良かったのですが、移動途中で、かかと部分に破れが生じました。

シューズカバー裏側
シューズカバー裏側

小さいからいいかなと思って、そのまま帰宅するまで使ったところ、後ろ半分のゴムが裂けてしまっていました。

徒歩の途中で直すこともままなりませんでした。ぴったりフィットしていたので、大丈夫かと思っていたら、残念な結果になりました。

裂けた部分から雨水が入ってきて、結局、靴下は濡れてしまいました。

期待していたほど使えませんでした。ビニール袋を被せて代用した方がよっぽどましだったと思います。せっかく買ったのに、納得感が減退しました。

中国の旅先へ長靴を持参するには荷物がかさばり、重たいので、軽量化とは逆行します。ビニール袋での代用を考えた方がいいかもしれないと思いました。

まとめ

重量はメインバックとサブバックあわせて6~7kg程度に抑えています。歩く場合も多く、余り重たいと大変なので、いかに機能を損ねずに荷物を軽量化するかは毎回の旅の課題となっています。

メインバックの上部はお土産など現地で買った物を入れることができるように、1/3~1/4程度は空けているのがちょっとした工夫です。

旅の荷物を準備していると中国旅行に行く前に気分を自然に盛り上がってきます。

時間が限られていて、何を用意してよいか分からない場合や他の人がどんな荷物を持って旅をしているのか参考にしていただければ幸いです。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問歴を有するベテラン旅行ブロガー。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」を運営。

新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【個人旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上
【印象に残る旅のエピソード】 数え切れず
【撮影した写真】 45,000点以上

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内での滞在に挑戦するなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、海外モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

ブログをご覧になられた読者との交流も大切にしており、ほぼ毎日質問がきて、いただいた情報をブログや動画に反映している。メーリングリスト立ち上げなど、新しい取り組みも行っている。

詳細は作者紹介をご参照ください。問合せはこちらまで。

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