激のろ臨時列車(避暑を目指して その2)

9:40発のJL601便で北京へ。
広州線は最新のB767でしたが、北京線は古いB767で、パーソナルテレビもなく、機内では前方画面で放映されているNHKニュースを見たり、雑誌を読んだりしていました。

JALの中国線では機内食で、ご飯が別に出されてくる関係からか、メイン皿の量が少なくなっています。ボリュームアップという訳ではありません。お味噌汁も出てきており、まずまずです。

11:35頃、若干早着で北京空港に着きました。
暑さは日本と変わりありません。入国審査は外国人と中国人が分けられており、外国人ブースがいささか少なめのような気がしましたが、15分程度の待ちで出ることができました。

両替は別のメールでお話します。

北京で友人と会い、チベット旅遊局北京弁事処へ行きました。

その後、19:32発L95の信陽行きの臨時列車で河南へ向かいます。臨時列車は夏休み期間中運行されておりまして、出発前日にネットで知りました。
北京(西)からハルビン、長春、泰山、その他各地へ多数出ております。
私が乗ったL95次はちょうどホームへの動線の関係で、先頭から歩いて見ることができましたが、1両目に使われていなさそうな硬臥?、9号車は食堂車、他はすべて硬座でした。
北京駅で切符を買う際に、硬臥がないか聞いたのですが、メイヨーでしたが、どうりで、硬臥がないが分かりました。

臨時列車「北京西発信陽行」

19:30に出て翌日10:30着で硬座は64元。指定席ですが、3列シートの真ん中。
乗車時点で、3列に1人しかいなかったので、通路側に陣取る。乗車した13号車の最後部分のボックスのひとつ手前で、同じボックスに座る人が、空いていると思われる一番後ろのボックスに座ったため、ずっと3人部分を2人で座りました。

非空調車両の緑色の22型の車両。値段が同区間の他の列車に比べて安ければこれだと考えて間違いないでしょう。

発車までの車内は暑かったのですが、動き始めると、全開の窓から涼しい風が入ってきて、暑さで苦労することはありませんでした。

途中、運転停車に近い停車が多く、特に河北省内では、同じ駅で7本くらい優等列車に追い抜かれることがありました。30分以上停車していて、まるで鈍行のごとく、臨時列車のつらいところです。優等列車なら北京から信陽まで8時間もあればつきますが、この列車は15時間。遅すぎます。

一番つらかったのは、うるさくて眠れなかったことでしょうか。
座席なので、もともと寝づらいのですが、すぐ前のボックスから、車内放送が終わっているのに、真夜中深夜なのに、停車中に音楽が聞こえてきて、子供が歌っている。
多分、ウォークマンをイヤホンで聞かずにわざわざ直接流しているようで、これが夜中の3時くらいまで続き、いらいらしていました。

同じボックスにいたおじさんが別の理由ですが、騒がし かった最後部の若者集団に怒りの声を発しましたが、まったく耳を貸さず状態で、おじさんはあきらめて机に伏して寝てしまいました。

朝方はそれでも疲れたせいか眠ることができました。

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