モバイル道にゴール無し

1990年後半、Windows95販売後に初めてパソコンを購ました。ノートパソコンは高すぎて手が出なかったため、IBM Aptivaというデスクトップパソコンにしました。

個人旅を始めたのが、それよりも前でしたが、旅日記や何にいくら使ったという小遣い帳やその他記録をデジタルでできないかといろいろ考えた末、旅先モバイルにたどり着きました。

2000年前後は、NECのモバイルギアという白黒液晶画面の端末が旅のお供でした。電話線をモデムに接続して、アナログ回線でのモバイル通信をしたことがありますが、速度がすごく遅かったことを覚えています。

2000年代後半から2010年代前半は、GPRSという携帯電話通信の世代で言えば2Gに当たる通信技術で、無線でのモバイル通信をしていました。旅先で日記を書いて、リアルタイムに近い状態で現地から発信をしていた時期です。

この頃は、ホテルでのインターネットは有線LANでして、有料のホテルも結構多く、敷居が高いものでした。設置維持コストがかかるため、当然ながら安宿にはありません。

2010年代後半以降、今も含めてですが、中国では無線Wifiが劇的に普及した時期でした。

ホテルや安宿を問わず、無料で通信できる時代となりました。スピードの速い遅いや繋がりにくいといった障害はありますが、通信インフラとして大きく改善されました。

テキストを入力する際、ノートパソコンですと、どうしてもバッテリーが気になります。

現在、日本での話ですが、毎日1時間程度、外で作業をしているのですが、5日間しかバッテリーがもちません。荷物になるだけとなり、1ヶ月も持たず、タンスの肥やしとなってしまいました。

その後もいろいろ試行錯誤した結果、スマートフォンにBluetooth接続の10キーなしの無線キーボード、過去に買ったポケモンキーボードに付属していたスマホスタンドをバック上部に挟んでタイプしています。バック自体は平べったいクッションの上に置いています。

また、同じ環境を客が少ない電車の中でも試したところ、揺れがあり、動かない場所でするより、入力しづらいというよりは、スマホの画面が揺れて見づらいことが難点ですが、不可能ではありません。

スマートフォンは買った当初は1週間バッテリー持ちするもので、急速充電にも対応するシャープの機種でして、ひとつ前に持っていた機種までは、バッテリー持ちは悪くなかったのですが、それでも旅先でスマホを毎日充電しないと駄目でした。今のスマホは旅先の中国ではまだ本格的には使っていないので、次の旅のモバイルが楽しみです。

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