中国語教師は中国人がよいか?|旅に役立つ中国語
旅先で中国語を話すと旅自体が楽しくなります。では、まったく初めての方が誰から学べばよいかという問題に突き当たります。
経験則から、一番最初は日本人講師から学ぶことがベストだと思います。
理由ですが、日本人は最初からネイティブではなく、必ず初学者の段階があり、学ぼうとする方の気持ちや苦労、そのプロセスが理解できること、教え方についても人に合わせて調整ができることなどが挙げられます。
では、中国人がいけないかというと、必ずしもそうとは限りません。何も分からないのに最初から中国語で授業を行ったして、ユーザー目線でないことをするのであれば、ベストにはならないとういことです。
逆に外国人であることを理解して教えるのであれば、何人かということはあまり関係なくなるのではないでしょうか。
ボランティアで中国語を教えていますが、まったくの初学者と既学者ではどうしてもレベル差があります。
特に、発音が苦手な参加者に対しては、個別指導の回数を多くしています。発音については、それぞれ特徴があり、伸びかたもそれぞれです。折れずについていけるかどうかが、継続できるかどうかの鍵となります。
元々、旅を楽しむためというテーマで、それぞれ目的が異なることを考えますと、レベルの違う方が一緒にいるということは、刺激にもなります。
しゃかりきに復習しなければついていけない授業にはせず、前回の復習に1/3~1/2の時間を割いていますので、他の参加者の発音も、自分事と思って聞くなど、授業を意識的に受けていれば、復習不要でついていけるようになっています。