天池のほとりは神秘的(中朝国境を望む旅7)
上からの天池の眺めをしばし満喫したのち、「天池のほとりへ行こう。」と友達が言ったのでそれに賛同し、下へ降りることになりました。
運転手からは「(整備されていなので)降りない方がよい。」と行っていましたが、道はないものの、捨ててあったペットボトルなど人が歩いた形跡がありました。

なるべく負担のかからなそうなところを選んで降りたのですが、45分くらいかかりました。
天池の水は澄んでいます。天水のようです。
周りが山に囲まれた火山湖ですが、神秘的な雰囲気をかもしだされていて、私達がこんな所にいること自体似合わないのでは。とふと思いました。

岸辺にある花を見たり、対岸を眺めるなどして15分ほどいました。
対岸の話を次回したいと思います。
天池のほとりの話ですが、対岸、後から人に聞いたところ東側とのことでしたが、なんと、北朝鮮側でした。北側と東側は歩いて行き来できるのですが、一度北朝鮮へ足を踏み込むと、帰ってこれないとまずいので、双眼鏡で対岸を眺めるにとどめました。

6、7人の観光客が同じように岸辺にたたずんでいて、その後ろには整備された登山道(頂上の駐車場までかなりあると思います。)やリフト(ロープウェー)があり、整備されたいます。もしかしたら韓国から来る人もいるのかもしれません。日本人はできませんが、韓国の方なら4方向から天池を眺める事が可能だと思います。
集合時間が10:00で、もう9:30、そろそろ戻らなければなりません。
下りが45分でしたので、まず間に合わないと思いますが、他の方も遅刻する事を期待しつつ、登りました。のぼりの方がつらく、1歩1歩が重たく感じました。
下りはほとんど休憩なしでしたが、さすがに上り(登り)は10分おきに3分くらい休憩していました。下からてっぺんをみると、よく下りてきたなと思うくらいの高さ、険しさです。足場を確保し、両手で動かない大きな石を支えにして、登りました。

登り終えて、天池駐車場へ戻ったのが10:30でした。
時間の関係で、観光客が必ずっていいほど行くと言われる、山頂には行く事ができませんでした。
少し残念でしたが、少し低いところ、鄧小平の題字の石碑がある所から眺めてますので、まあいいかな。と思いました。