駅でSL探し(避暑を目指して その6)  

【3日目 2006年7月17日(月)】  

起きた後に、シャワーを浴びました。
さほど冷たくありませんでしたが、クーラーの部屋に戻って、しばらくパソコンをしていると、急に寒くなってきました。

7時すぎに隣の部屋の人がちょうどクーラーを消したので、窓もなく暑くなってきましたが、荷物を整理して8時にSL探しに出かけました。

8時過ぎに部屋をあけて、リュックを無料で預かってもらい、昨晩歩いて道を再び歩く。20分もかからないと思います。

西站路を歩いて、油条を売っていた店で朝食。
ちょうど長い油条は売り切れで、油餅(1元)を食べて満腹。
辛そうな色をしたスープがあって、辛くなければ食べようかと思いましたが、辛いそうなのでやめました。

駅のホームらしきところに建物があり、駅員らしき人が何人もいたので、近づいて話を聞くことにしました。
 
駅の建物は小さくて、駅事務所といった感じでした。こちらか話かけると、一人の男性が話し相手になってくれました。

駅舎からチャイムが聞こえてくると、2本の旗を持ってホームや線路に出て、SLの運転手に紙を渡していました。

私も駅員につれられ、貨車の連結器の下をくぐり、線路へ出て、SLを間近に見ることができました。

9時前から10時15分頃まで1時間半ほどいましたがそれまでに西駅を往来したSLは6-7本、うち1本が客車、他は単独か貨車牽引、逆方向で牽引している姿もありました。ディーゼルも1本走っていました。

SLが12両、ディーゼルが5両あるとのことで、2000年に国鉄はSL全廃となり、地方鉄道で一部残っていますが、遅くとも2010年には全廃になるとのこと。貨物・旅客ともSLが見られるのはあとわずかのようです。

駅員からは日本のことについていろいろ聞かれました。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。

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