旅のコミュニケーション方法《筆談》

中国語を話せれば中国旅行が楽しくなるのは確かですが、さすがに一朝一夕にはいきません。全く話せないのに、すぐに話すことはさすがに困難ですが、日本人であるが故にできることがあります。

現地中国人のコミニュケーション方法を知っていることである程度対応できることを認識いただくとよいかと思います。

《筆談》が会話が交わせなくてもコミュニケーションを成り立たせるための方法です。日本は中国から漢字が伝わったと言われていますが、その特性を利用しない手はありません。

筆談メモ1
筆談メモ 紙で会話は成り立つ

メモ帳など紙とペンはすぐに出せるようにしてください。動作が遅いと面倒がある場合があるので、素早い動きで差し出せば、ペンに手を伸ばしやすくなります。

紙には、中国語でなくてもいいので、日本語の漢字を書けば、漢字文化圏にある中国人は、意味をある程度理解できます。

もちろん、違う意味の漢字があるのではないか。というご意見もあるでしょう。旅を楽しむためには、そのようなことは仔細なことにすぎません。

それでも大まかに分かればそれで助けになります。それでいいのではないでしょうか。

筆談記録~河北省たく県~
筆談記録 ~河北省たく県にて~

時間や値段は重要なポイントです。全く聞き取れない場合は、学んではいるが聞き取れたかどうか心配な場合は、紙に書いてもらうことを相手に求めれば、その姿を見て、余程でなければ大抵応じてくれます。

こういった話を聞いて、気が少しでも楽になりませんか。旅の恥はかきすてとあるように、旅先だからできることを遠慮なくしてしいましょう。

このブログが読まれた皆さんの中国への個人旅行の背中を押す一助となれば幸いです。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。

ブログをご覧になられた読者との交流も大切にしており、ほぼ毎日質問やお便りがきて、集まった情報をブログや動画に反映している。

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