上海浦東・虹橋空港が高速鉄道で40分

上海の空の玄関口である浦東空港と虹橋空港はバスと地下鉄で結ばれていましたが、新たに「空港連絡線」が2024年12月27に開通しました。

上海空港連絡鉄道が2024年12月27日に開通!

この記事は速報ニュースです。
空港連絡線に関して詳しい特集記事を別で作成しましたので、詳しくは上海浦東空港と虹橋空港を40分で直結!連絡鉄道が開通をご覧ください。

「空港連絡線」(机场联络线)ですが、全長68.6km、上海浦東新区など市内3つの区にまたがるものです。浦東国際空港と虹橋国際空港の間には7駅、時速160km、40分で結ばれました。

連絡船の東の終点は「上海东站」(上海東駅)です。虹橋空港に隣接する高速鉄道駅と同様の機能を持った駅が浦東空港の近くに上海東駅が建設される見込みとなっております。

現在の交通アクセスですが、空港バスが走っていまして、両空港間は90分かかりますので、異動時間が50分の短縮となり、より便利となります。

地下鉄でも移動が可能ですが、各駅停車ですので、バスと同じくらい時間がかかります。

ちなみに、リニアが浦東空港から龍陽路まで途中400km以上の時速で走っていますが、アクセスが中心部まで及んでおりません。試し乗りには適していますが、移動手段としては使えません。

連絡線開通により、浦東空港から上海中心部まで距離が結構あって地下鉄でも1時間、虹橋空港まで1時間半要していましたので、その半分程度で移動が可能です。

空港連絡線は、空港バスや地下鉄がライバルですが、所要時間や運賃のバランスがどの程度取れるのか次第により、閑古鳥が鳴くのかどうかが決まるのではないでしょうか。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問歴を有するベテラン旅行ブロガー。

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新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【個人旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上
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安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

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