講座に参加できない理由「仕事が忙しい」

生徒が仕事などで「忙しい」という理由で、オンライン中国語講座に出席しない事例が時折ありました。

毎週出れなくても授業料は払うケースと、払わないケース、2つあります。

前者は、忙しいけども、開始時間からは遅れていても、実際に出席されている事例です。参加しようとする意思を感じます。

後者は、講師が心配して訪ねると、「休会したい。」という名目で出席しないという意思表示がなされますが、明確には授業料を払わないとは言いません。

元々、休会は運営上存在しないのですが、一方的な申し出によるものでした。

運営する立場としては、授業料を支払ったという事実を参加する意思と見なすので、それを払わないと言われると「なぜ?」と思ってしまいます。

この場合は、休会から元に戻るケースは稀でした。大抵は、休会のまま参加者自ら退会とするか、継続意思なしとして運営者から退会扱いとするかいずれかの結果になります。

自分自身も中国語をゼロから学んできたので、気持ちは理解できない訳ではありませんが、何か違和感を感じます。

なぜかといいますと、生徒にとって、仕事や生活があるなかで、自らの意思で新たに時間を割いて、授業料を払って中国語学習を始めるということであったはずです。それが実際はそうでなかったということです。

講師の教え方や授業の進行が参加者の思っていたものとは違っていた、ミスマッチだったということはもちろん考えられます。

一方、日常生活の中で何を優先するかは個人の選択ですので、それ自体にどうこう言う立場ではありませんが、覚悟がそこまでではなかったことを後で知ると講師的にはがっかりします。

しかしながら、そういう生徒とも真剣に向きあっていかなければなりません。避けたくてもどうしても避けることができません。心労は続きます。

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