燃油サーチャージの負担高続く

航空機の燃料高騰に伴い、乗客に負担を求める趣旨で『燃油サーチャージ』が設けられ20年近くになります。

実はこの負担を求めない航空会社が少ないながらもあることはご存じでしょうか?

LCCで有名なエアアジアは燃油サーチャージを徴収しなかった時期がありました。ジップエアはサーチャージを取らないなど、運行先によって異なります。

エアアジアは日本から中国へ直行できる訳ではありませんので、マレーシアやタイなどを経由することになりますので、直行便と比べて、所要時間や乗継はどうしても劣ります。

利用者全員が等しく負担する空港税などは除けば、航空運賃とサーチャージの合計を負担額となります。ですので、運賃が安くてもサーチャージが無料であれば、負担額が逆転する場合があります。

以前は中国線は片道2,500円~5,000円を見込めばよかったのですが、原油価格高騰に伴い、倍以上の片道1~2万円程度必要になっています。往復2~4万円となるとかなりの負担感があります。運賃を100円にしても、プラスアルファが必要なのです。

マイレージの特典航空券であれば、例えば、ユナイテッド航空で全日空の特典航空券を発券すると、燃油サーチャージが不要となる。といったことがあります。

ANA 燃油特別付加運賃 航空保険特別料金について
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/plan/charge/fuelsurcharge/

JAL 国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内
https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/fare/fuel/detail.html

状況は変化していきますので、旅行へ行く前の情報収集を欠かさないようにしたいですね。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。

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