空港から地下鉄で乗換ダッシュ
上海浦東空港から中心部へのアクセスは地下鉄2号線で行けるのですが、実は、路線は1本ですが、途中の駅で乗り換えが必要なのです。
”广兰路”(GuangLan Lu)という駅です。開通当初からですが、中心部から浦東空港への直通はなく、空港-广兰路は4両だったと記憶していますが、編成が短いのです。
地下鉄2号線ですが、上海のもうひとつの国際空港である虹橋空港の更に西を結ぶ長距離路線なのですが、厳密には、广兰路までが本線で、その先浦東空港までは延長線でして、系統を分けて運行していました。
荷物をもって乗る人が多いため、浦東空港駅で乗車する時は席確保のため動く人が多いのでのんびりとはしていられません。
逆に、空港方向ですと、广兰路乗り換えなのですが、乗換駅で8両が4両になるので、同じホームで乗り換え可能ですが、乗換ラッシュを強制体験させられます。
席の確保ができなければ、空港までしばらく立ち状態での移動となります。
というのが、コロナ禍になる前までに幾度も経験した浦東空港からの地下鉄移動ですが、現地ポータルサイトで次の記事を見つけました。
终于不用换乘了!地铁2号线去浦东机场可直达
https://www.sohu.com/a/309062765_120044982
記事の内容ですが、平日朝の通勤ラッシュ時間帯以外は、8両編成で浦東空港までの直通となり、广兰路での乗換が不要となるものです。東西の末端部分を除いた区間と、2号線全区間を運行するものと2種類にわかれます。
一方、平日朝のラッシュ時は、广兰路より西側の駅から浦東空港へ直通する系統と广兰路から直通する系統とわかれます。
ダイヤ改正後に乗っていませんので、まだ確認できておりません。乗り換えダッシュを見れなくなり残念ですが、事実であれば、朗報です。
作者プロフィール
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1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。
【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず
安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。
1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。
中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。
ブログをご覧になられた読者との交流も大切にしており、ほぼ毎日質問やお便りがきて、集まった情報をブログや動画に反映している。
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