日本出入国時のスタンプ省略が中国で問題になるかも?
成田や羽田など日本の国際空港から出国する際、出入国管理(イミグレーション)を通過するのですが、自動化ゲートが導入されてい手続き自体は、パスポートをスキャンしたり顔認証による無人審査ということで、スムーズにできます。
一方、中国入国時のイミグレーションでは、外国人は基本的に有人ブースでの手続きとなり、入国管理官がパスポートやビザのチェックをして、必要に応じて口頭で入国目的や滞在先について尋ねて来るのが基本的なパターンです。
入国管理官のチェックの様子を観察していますと、他国も含めて、過去の出入国歴など、ひととおりチェックしているように見受けられ、出国日が入ったスタンプがないと、出国日について確認されることがあり得ます。
「自動化ゲートで出国手続きした。」と日本語で言っても通じないので、やりとりに時間を要することがあり得ますので、例え面倒であっても、有人カウンターに寄って、出国スタンプを押してもらうことをお勧めします。
自国民に対してはいDカードによる認証により管理しているため入国手続が簡略化されるといったことはありますが、新型コロナのPCR検査の証明についても紙で求めるなど、一部、あえて電子化を採用していない部分がありますので、注意が必要です。
2023年5月時点では、観光目的での中国入国にはビザ(査証)取得が必要で、その時にもパスポートがチェックされます。疑問があると、確認を求められたりすることは発給権限がある領事により行われることがありますので、できる限り、面倒なことにならないようする必要があるでしょう。