中国で空港泊は可能か?
私はバックパッカーばりに、日本や中国でたまに空港で一晩いて夜を明かすことがままあります。
日本では、関西空港と中部空港、中国では直近では西安空港で帰国直前にロビーで1泊しました。
コロナ前ですが、中国の大きな空港は深夜に発着する国内線、国際線のフライトがありまして、深夜時間帯でも、ある程度の人の流れがあります。
早朝便があってそれを待っているのか、そこそこの人たちが同じように空港で一晩を明かしています。
チェックインは多くは2時間前からですので、空港により運用が異なるかもしれませんが、6時台発ですと、4時台から始まることになります。日本の成田空港発のLCC(格安航空会社)をイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。
数は限られますが、空港で1泊する、夜を明かす需要は確実にありまして、中国でも明らかに朝まで居ようとする人たちを見かけます。
空港によっては、数時間でも玄関を閉める運用をしている場合があります。ローカルであるほどその傾向にあります。便数が元々少ないため、最終日便が到着(出発)したら開けておく意味がないからです。
過ごし方ですが、ロビーが開いていれば、数席を占めて寝転がることができる場合もあれば、できない場合は、背もたれ代わりにバックを置いて、だらーんとしていることもあります。
ひとり旅で心配なことは、トイレに行くときです。置き引きはどこでも起こる可能性がありますので、少なくとも、貴重品は肌身話さずで、大きいリュックなど一部荷物は、持っていくと場所を取られてしまうジレンマがあるため、置いていくのですが、盗られてもあきらめる覚悟をしている部分があります。
同じようなことをする人がいないわけではなく、周りの雰囲気もあるので、余り外国人であることが分かるようには振る舞わず、自然体で居ることが肝要かと思います。
夜行バスに乗るのと同様に、よく眠れるということはありませんので、空港泊をする場合は、その時の体力と相談してくださいね。
作者プロフィール
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1991年から30年間で70回以上の中国訪問歴を有するベテラン旅行ブロガー。
中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」を運営。
新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。
【個人旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上
【印象に残る旅のエピソード】 数え切れず
【撮影した写真】 45,000点以上
安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。
1日100元以内での滞在に挑戦するなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、海外モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。
ブログをご覧になられた読者との交流も大切にしており、ほぼ毎日質問がきて、いただいた情報をブログや動画に反映している。メーリングリスト立ち上げなど、新しい取り組みも行っている。
詳細は作者紹介をご参照ください。
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