距離感覚の違いは誤解のもと

「遠い」「近い」の距離感覚は日本人と中国人では異なっていると、中国を旅行中に肌で感じたことが多々ありました。

具体的に話をしますと、日本であれば市内といえば数km程度で、隣町はせいぜい10km、50kmを超えれば遠くという感覚ではないでしょうか。

一方で、中国では、市の中に区や市、県があるため、市内の範囲がとてつもなく広いので、数十km先も同じ市内という感覚です。それに関して理解するための関連記事があるのでご参照ください。

中国の地名、行政区画の読み方
https://travelers-china.com/secrets/plan/placename.html

それを超えるとようやく隣町。広い範囲の市内と市内が隣接するということは、隣町の中心部はその分先になりますので、下手をすれば100km先になります。

中心部から外れの村まで同じくらいの距離があるのもざらでして、それを「遠い」とは言いません。

500km~1,000kmくらい離れればようやく「遠い」という感覚になるのではないでしょうか。

別の説明をしますと、ひとつの省がひとつの国くらいの面積があります。四川省は日本と同じくらいの面積と人口があります。

ですので、中国語で「遠いですか?」と聞いた答えが「近いよ」だったとして、これを日本人感覚で受けとると大きな誤解が生じることになりかねないので注意が必要です。

日本人も中国人も人によって距離感覚は異なりますので、あくまで旅先で得た肌感覚の参考値ということで心得ていただければ幸いです。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問歴を有するベテラン旅行ブロガー。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」を運営。

新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【個人旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上
【印象に残る旅のエピソード】 数え切れず
【撮影した写真】 45,000点以上

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内での滞在に挑戦するなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、海外モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

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