沙県小吃の本場へ
ガチ中華がトレンドなキーワードとしてノミネートされました。これまでは留学生などが故郷の料理を食べるために通っていた飲食店が、日本人が本場の中国料理を求めてやってくる状況となりました。
現地を旅した人は、《沙県小吃》を見たことはありますでしょうか?《沙県》は地名で、《小吃》はスナック、別の言い方をすれば、ちょっとした甘いおやつといったイメージです。飲茶に出てくるような腹持ちしそうな主食系の食べ物も含まれるでしょうか。
2019年春の旅行で、福建省泉州を目的地とした関係で、近くに《沙県》があることが分かりましたので、夜行列車で最寄りの駅に下車して町歩き。
本場とあって、様々な飲食店があって、どこに入ってよいのか迷ってしまい、路地裏に入って、夫婦が経営している小さな食堂に入りました。
旅なので、《沙県》へ行ったら《小吃》をどうしても食べる必要があるわけではなく、気ままにしたいことをして、楽しければいい。というのが自分の旅のスタイルです。
《沙県小吃》とは関係ない、普通の個人営業のお店で、手書きのメニューが貼ってあって、暖かみを感じました。
ちょうど、夫婦が食べているものとご飯、あと1品注文して、おいしくいただきました。
中国全土至るところに《沙県小吃》の看板があります。フランチャイズ化されているようで、名前を使うには加盟料必要らしいのですが、旅先でよく出会う光景に親しみを感じたひとときでありました。