中国らしいお土産に悩む

旅行の土産をどうするか?中国へ行って悩まれた方はいらっしゃいますか?これまでの経験を踏まえて何をおみやげに買えばいいかをお話しします。

旅を始めた頃、中国からの土産として月餅を買って帰り、周りの方へ配りましたが、思ったほど評判はよくありません。「重たかったのに」と心の中で思いながらがっかりしたものです。

反応がいまいちだった、その理由ははぜか?日本人と中国人の味覚や好みが異なること、馴染みがないことなど、いろいろな要素があるかと思います。

中国の特徴のある食べ物を買っていくと往々にしてそういうことが生じます。ヒマワリの種は以前は、よく列車の中で食べている人を見かけて、誰かが買って帰ってきましたが、一口二口でそれ以上、欲しいとまでは思いませんでした。

では、どのようなお土産を買えば喜ばれるか?ですが、日本の旅行先で買ってくるお土産を思い浮かべましょう。甘くておいしい、彩りも兼ね備えたお菓子が多いのではないでしょうか。

中国でも日本人に合いそうなお菓子は売っています。ベーカリーのレベルも上がってきていますので、そこで作っている洋菓子を買ったりするのもいいですね。

スーパーがお土産購入先として適しています。日本のポッキーの現地生産バージョンがいろいろ売っていまして、味も差ほど変わりありませんので、日本のお菓子の現地バージョンを選ばれると無難です。

他にも、日本のカレーライス文化は上海を最初にハウス食品が広げていったという苦労話がありますが、そのカレールーを買って変えるのもひとつのアイデアです。

こちらは現地消費者の味覚や好みに合わせていますが、作り方は同様に難しくはありませんし、「中国の人たちはどのような食文化や味覚を持っているのだろう。」といったことが食を通じて理解できるので、これもお土産として買って渡すことは悪くないのではないでしょうか。

別の失敗談として、北京市内の土産屋さんで、北京ダックの真空パックを買ったことです。持ち帰ることはできましたが、味はいまいち。やはり、現地で焼きたて、パリッパリッのダックの皮を食べる方がよかったです。

一方で、注意が必要なものとして、中華調味料があります。液体ですと飛行機への持ち込みに制限がありますし、日中両国の検疫や税関の制限に関係します。事前に情報収集されることをおすすめします。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。

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