国際線で片道航空券が買える意味

旅行予約WEBサイトのエアトリでは、同じ航空会社ではなく、違う航空会社を組み合わせた往復の国際線航空券販売を2023年4月から始めました。

中国も含めて日本から海外へ渡航する場合、格安航空券では、1990年代を思い出しますが、「格安航空券」とか「AB―ROAD」という月刊の雑誌があって、紙媒体で格安航空券の販売情報を掲載していました。

その時代から現在まで変わらないのは、往復同じ航空会社を利用するから安く国際線の航空券が買える、格安航空券が成り立つんだ。という原則でした。

団体向け航空券の余ったものを流すようなイメージだったので、往復が基本で、仮に売っていたとしても、片道だと往復とほとんど変わらない料金でした。

最近はLCCの台頭で、片道単位での航空券購入の裾野が広がってきて、自分も、往路はマイレージの特典航空券(実際は、前回旅行の復路と今回旅行の往路という組み合わせ)、復路は中国の春秋航空がネットで販売した9元航空券で戻ってきたことがありました。

1990年代の団体向けの航空券を個人向けの格安航空券として販売し始めたのも航空会社が門戸を少し広げたことで、2000年代には格安航空券が一般的な言葉となったくらいです。

今までありそうであり得なかった領域に踏み込んだ感じがしました。売り手となる航空会社側の意識が大きく変わってきたのだと思われます。

値段は同一航空会社の単純往復で安くなったのが、校区会社を買えることで、値段は高くなるかもしれません。

出発日や時間、ルートの選択肢が格段に増える。というメリットがありますので、前向きにとらえれば、旅行者にとって、大きな意味をもたらすものではないでしょうか。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問歴を有するベテラン旅行ブロガー。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」を運営。

新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【個人旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上
【印象に残る旅のエピソード】 数え切れず
【撮影した写真】 45,000点以上

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内での滞在に挑戦するなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、海外モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

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