河南省信陽市鶏公山(避暑を目指して その3)
【2日目 2006年7月16日(日)】
16日(日)朝6時前、新郷駅に到着。
ようやく河南省へ入り、周りを見回すと、車両全体の人がまばらになってきました。乗車時はほぼ満席でしたが、途中で少しずつ下車して、いつのまにか、1人で3人の座席に転がることができるようなりました。途中からの乗車がほとんどいなかったのも幸いしています。立ち客もいなかったですし。
朝起きてから5時間、2日目、7月16日(日)10時半にようやく河南省信陽駅に到着しました。長い汽車旅でした。たとえ硬座で座れても1晩が限界だろうと、体力的にも思いました。でも、到着してみると、疲れはありますが、1日動けないとう程でもないのが幸いでした。
朝から小雨がぱらついていて、信陽到着時はやんでいましたが、避暑地として知られている鶏公山へのワゴンが駅前から出ていたので乗車しましたが、途中で雨が降ってきて、ふもとまで着きましたが、それも結構きつい雨で、雨の装備が弱く、歩くにはつらいため頂上へ行くのをやめました。
山へ向かう道の脇にある野菜販売の露店で雨宿りしているときに、信陽中心部との気温の差が5度くらいあって、朝晩はもっと差があって涼しい。といっていました。プチ避暑で1時間弱しかいませんでしたが、ふもとにいるだけでも結構涼しく感じました。
(Tips)
鶏公山
河南省信陽市東30km程度
マイクロの運賃は片道6元。
車で頂上近くまでいけるそうで、その場合は+6元です。
所要時間 片道40分-60分。
地元の方の話ではふもとから頂上までは10km。
徒歩で登るなら早朝向かうのがベター。
バスは信陽駅前から出ていて、戻りは夜6~7時くらいまで
ふもとの通りからでているとワゴンの切符売りのおばさんが
言っていました。
帰りのワゴンが行きと同じで、ちょうど、山がよく見えるあたりで客集めしている最中に、ふもとからガスがかかった山が見えたので写真を収めて、信陽へ戻りました。
鶏公山への道は帰りですと右側に河が流れていて、線路も平行していまして、貨物列車をよく見かけました。武漢、孝感方面のバスも何台か見かけましたが、方向的には、東方向です。
北京では雨は降っていませんでしたが、1千kmも離れていると同じ平地でも天候は違うことを改めて感じました。あと1箇所山へ行こうかと考えていまして、天候がよくなることを期待しています。
作者プロフィール
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1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。
【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず
安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。
1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。
中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。
ブログをご覧になられた読者との交流も大切にしており、ほぼ毎日質問やお便りがきて、集まった情報をブログや動画に反映している。
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