衝撃!1元が20円に
コロナ渦で中国へ行くことがままならないため、あまり意識していたなったのですが、久しぶりに人民元の為替レートを調べてみたら、1元=20円の大台に乗りそうな気配です。
調べ方は簡単で、Google検索で「中国元 レート」と入力すれば、Enterキーを押す前に表示されます。以前は、金融関連サイトや中国の銀行サイトで確認していましたが、今は、Googleの検索結果で表示されるので、便利になりました。
【スマホでの検索画面】
もう少し調べてみますと、2022年年初来の最高値は既に20円を超えており、6月8日終値ベースで20.084円でした。それ以上、20円を上下する展開が続いています。
【2022年6月中国元為替レート(松井証券ホームページ)】
範囲を広げて、人民元の為替レート変動推移を調べてみました。小数点未満は切捨て、2022年は1月~8月、2012年は8月~12月の数値で、毎月1日終値の12ヶ月分の幅を整理したものです。
2022年 18.21~20.26円
2021年 16.29~18.11円
2020年 15.10~15.86円
2019年 15.12~15.65円
2018年 15.91~17.32円
2017年 16.14~17.29円
2016年 15.17~18.40円
2015年 18.49~20.00円
2014年 16.27~19.29円
2013年 14.72~17.36円
2012年 12.33~13.90円
【過去10年間の中国元レート(松井証券)】
これを見ますと、年間の変動幅がおよそ10%以上動いた年とそうでない年に分かれており、前者は変動が大きく、後者は安定していたと言えます。
では、旅行者視点から見た為替レートとして、実際に現地で日本円から中国元に交換したレートの記録がありますので、それをひもといていきます。
過去の数字から特徴を書く
今回の話は、現地通過の価値についてイメージを持っていただくために書いたものでして、銀行や両替所で日本円現金と中国元を交換するレートとは異なりますので、予めご承知おきください。