油炸香蕉 ~揚げバナナ~

湖北省武漢の大学に短期留学していた頃、食堂で出た食べ物のなかで今でも思い出に残っているものを紹介します。それは、バナナの揚げ物です。

酷暑のなか、食堂で揚げていて、大変だなと印象がありました。当時は果物は高級品に近い感覚があって、そのまま出しても変化がないですし、食欲は概して細くなりがちでしたので、バナナを調理してくれたのだと思います。

暑いなかで栄養をつけられますし,味は素朴でほんのり甘い、なつかしいお菓子といった感じでした。

日本で果物を天ぷらやフライにするという発想はあまりないかと思いますが、火を通して料理することがメインの中国料理において、果物も食材にするということは差ほど抵抗感ないものだと感じました。

百度の検索サイトで油炸香蕉(バナナの揚げ物)と検索したら写真や動画がたくさん出てきました。今でも、家庭で調理されるような一般的な食べ物のようでした。

中国で食べたものというのは、長い年月が過ぎても覚えているものです。そういった食べ物との出会いを求めて、毎回、中国へ旅立っています。

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