中国旅行に必要なビザ(査証)とは?

2023年4月6日現在、中国政府が査証免除措置停止を継続しているため、観光目的での中国訪問はままなりません。

基本ルールに立ち返りますと、外国を訪問する際は、相手国が発行するビザ(査証)が必要です。

コロナ前は、日本と相手国との協定もしくは相手国の措置により、査証免除、すなわち、ビザを取得せずにパスポートだけで訪中できました。

中国へ観光目的で訪問するためには、観光ビザ(通称Lビザ)が必要です。Lは旅游(Lvyou)の発音から来たものです。

他に、訪問ビザ(Fビザ)、留学ビザ(Xビザ)がありますが、それぞれ受入機関が発行する招聘状や大学が発出する入学通知書といった書類が必要で、ハードルが高いです。

短期査証免除前は、複数回入国できる訪問ビザを取得して入国される方がいらっしゃいましたが、手数料が結構しました。

APECバーチャルカードをお持ちの方の中国渡航についてのお知らせ
http://jp.china-embassy.gov.cn/jpn/lszc/hzqzyw/202302/t20230222_11029541.htm 

2月22日に「アジア太平洋地域の商務活動に伴う移動を円滑にするため、2023年5月1日より、APECバーチャルカードでの中国入国を受け入れます。」と駐日中国大使館が発表しました。

一見、ビジネス客で該当する方以外は関係ないように見えますが、その後の観光ビザ発給再開が3月にあり、4月に水際措置緩和があり、これらは、短期滞在の査証免除に向けた動きの布石になるものかもしれません。5月1日や5月8日という日付はキーとなる可能性があります。

中国政府がどのようにして日本を含めた外国からの観光客受入れを再開するのか、査証(ビザ)発給の一面からも、引き続きおってみたいと思います。

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