書店で今の中国のトレンドを知る
中国では町へ行けば必ず1箇所以上、大型書店があります。その名前は《新華書店》といいます。
都会のそれは○○大廈といったビルの名前に変わっているものもありますが、ルーツは何十年も前からある《新華書店》です。この名を聞いて懐かしく感じるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
北京や広州といった大都市であればビル一棟ごと書店になっており、訪れる人も結構な数いて賑わっています。
全く同じではありませんが、漢字が分かることは中国を知ることができる手段を生まれながらに有しているといっても過言はありません。
時間がありましたらぜひ大型書店をのぞいてみてはいかがでしょうか。
例えば、日本の翻訳本が山積みされていたとしたら、どの作品、作者なのか、作者の後ろに[日](日本を指します)と書いてあるので分かりやすいです。
村上春樹が著書の翻訳本は結構が出回っていました。物徳川家康といった歴史人物やソニー創業者など企業人に関する本もよく見かけました。
時期によって、トレンドが変わりますので、町に立ち寄られる際に書店の売場を見てみると、日本も含めて、海外関係の本はどのような内容が流行りなのか知ることができます。