紹興酒を量り売りで買って飲む

現地でお酒を飲むのを楽しみに海外を旅する方がいらっしゃるかと思いますが、中国旅行先でも様々なお酒が売られています。

一番先に思い浮かぶのはスーパーなど量販店ですが、個人営業の雑貨屋が兼営でお酒の量り売りをしているところを幾度も見たことがあります。もちろん、量り売りを専門としているお店もあります。

上海ではガイドブックにも掲載されている有名な庭園であります豫園の近くで量り売りのお店を見つけましたし、街中を歩いて観察していれば、結構見つかるものです。

見つけ方ですが、大きなかめがいくつも店内に置かれていれば、ほぼ間違いなく酒屋さんです。

別の例をお話しします。企画旅で浙江省紹興へ行った際にも見つけました。市場と紹興博物館のすぐ近くでした。

見た目、決してお酒を売っている雰囲気はありません。しかし、よく見ますと、紹興酒の銘柄や単価が記載されている小さい黒板がありました。これも目印になります。

雑貨屋の店内へ入って、ようやくかめとご対面。ゲームの隠れキャラを探しているような気分でした。

重要なポイントですが、量り売りなので、容器を持参しなければなりません。ミネラルウォーターのペットボトルが味がなくて、容器と使える丁度良い大きさです。

あとは、指差して、「いくらですか?」とか、「これください。」など、ちょっとした旅の中国語を話していただければ、ボディーランゲージで何とかなります。

これでふた付きの即席酒瓶の完成です。移動中や食事中など、好きなときに飲んでください。

皆さんも一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。

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