自動運転バスが中国の公道を普通に走る

旅行先で自動運転のバスに乗ることが中国で実現できるようになりました。

中国で初めて市民に自動運転バスの営業運転を開始したのは、2021年4月重慶市永州区。営業距離は10kmで3台が投入されました。2021年7月は河北省滄州、同年8月に上海で相次いで運行を始めました。

無錫市の経済開発区では通勤需要に対応するために予約制で小型自動運転バスの運行を始めました。また、広州市では6路線に50台投入を順次予定しているとのことです。

最近相次いで開通した自動運転バスの情報を参考としてお知らせします。

広東省広州市
没有驾驶员的公交车来了!广州科学城首条自动驾驶便民巴士线路开通(深圳商报官方帐号)
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1758494251757221573&wfr=spider&for=pc

2023年2月22日に報じられたもので、21日に「自动驾驶1线」という路線で開通。運行区間は「萝岗和苑」ほか8つのバス停間で、距離は11km、7時~22時運行、15分毎に1本と普通のバスと同様な運行です。

安徽省合肥市
安徽首条自动驾驶公交线路进入常态化运行(新华社图片新闻官方帐号)
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1758621096931813917&wfr=spider&for=pc

安徽省で最初の自動運転バス路線が合肥市包河区で定期運航を開始した。15km、バス停は6つ、スマホのミニアプリによる予約制。2023年2月23日のニュース。写真も数点ある。

今後もどんどんバスの自動運転が増えてきそうです。旅先で乗ることができるチャンスも増えるのではないでしょうか。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。

ブログをご覧になられた読者との交流も大切にしており、ほぼ毎日質問やお便りがきて、集まった情報をブログや動画に反映している。

中国旅行に関する質問や投稿、感想はこちらへどうぞ!