安ホテル《2つ星》と安宿との比較
飛び込みで中国で安宿を探すとき、安いホテルに泊まりたいということはあるのではないでしょうか。そこで、旅先で度々お世話になっている《2つ星》ホテルを例に泊まり方を紹介します。
概して言えることとして、外観は立派なのですが、部屋の広さは日本のビジネスホテルよりは広いのですが、設備面で大きく見劣りするのが《2つ星》ホテルの特徴です。
価格帯は地方都市であれば80元程度からありまして、部屋は中から閉めることができ、コスパ自体は悪くありません。
フロントには、中国のホテル業界の団体から認定されたプレートが掲げられています。一定の基準はクリアしているはずですが、3つ星とはハード面では多きな差があります。
ベッドや応接、壁際にあるテーブルは一応ホテル仕様といいますか、それなりのもので、旅社や招待所といった安宿と比べたら差が出る部分です。
ソフト的な部分では、タオル2枚や歯みがきセットは標準装備ですが、安宿はあったりなかったりで、ない時の方が多いです。
逆に、安宿と余り差が出ない部分は、バス・トイレ、洗面所回りです。スリッパは拭き掃除しているかどうか、どのようにしているかを除けば、多くの安宿で備えています。
排水口とかを見ますと、あまり見たくない、汚さが残っていたり、床の端のタイルがはがれていたり、気にしすぎると厳しいかもしれません。
また、ホテルによっては朝食券がついていて、しょぼいのですが、ビュッフェ式の朝食をいただける場合があります。体験旅で紹興で1泊目に泊まったホテルがそれにあたりまして、外のローカル食堂で食べ直したくらいのしょぼさでした。
旅の土産話にはもってこいの《2つ星》。旅のスリルを味わいがてら泊まってみてはいかがでしょうか。
作者プロフィール
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1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。
【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず
安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。
1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。
中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。
ブログをご覧になられた読者との交流も大切にしており、ほぼ毎日質問やお便りがきて、集まった情報をブログや動画に反映している。
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