安ホテル《2つ星》と安宿との比較
飛び込みで中国で安宿を探すとき、安いホテルに泊まりたいということはあるのではないでしょうか。そこで、旅先で度々お世話になっている《2つ星》ホテルを例に泊まり方を紹介します。
概して言えることとして、外観は立派なのですが、部屋の広さは日本のビジネスホテルよりは広いのですが、設備面で大きく見劣りするのが《2つ星》ホテルの特徴です。

価格帯は地方都市であれば80元程度からありまして、部屋は中から閉めることができ、コスパ自体は悪くありません。
フロントには、中国のホテル業界の団体から認定されたプレートが掲げられています。一定の基準はクリアしているはずですが、3つ星とはハード面では多きな差があります。

ベッドや応接、壁際にあるテーブルは一応ホテル仕様といいますか、それなりのもので、旅社や招待所といった安宿と比べたら差が出る部分です。

ソフト的な部分では、タオル2枚や歯みがきセットは標準装備ですが、安宿はあったりなかったりで、ない時の方が多いです。

逆に、安宿と余り差が出ない部分は、バス・トイレ、洗面所回りです。スリッパは拭き掃除しているかどうか、どのようにしているかを除けば、多くの安宿で備えています。
排水口とかを見ますと、あまり見たくない、汚さが残っていたり、床の端のタイルがはがれていたり、気にしすぎると厳しいかもしれません。

また、ホテルによっては朝食券がついていて、しょぼいのですが、ビュッフェ式の朝食をいただける場合があります。体験旅で紹興で1泊目に泊まったホテルがそれにあたりまして、外のローカル食堂で食べ直したくらいのしょぼさでした。
旅の土産話にはもってこいの《2つ星》。旅のスリルを味わいがてら泊まってみてはいかがでしょうか。