中国旅行に現金はいくら必要?~旅費を安くする秘けつ~

個人で中国旅行に行くときにいくら現金を持っていけばいいのか?と悩む方がいらっしゃるかもしれません。ここでは具体的な数字を出して1日当たりいくら必要かを解説します。

【旅の計画】中国旅行に現金いくら必要?

1日にいくら(何元)必要か?

まず、日本円で考えましょう。

「1日使用を想定する旅行費用×滞在日数×1.5倍」を想定されると分かりやすいです。

例えば、5日間の北京旅行へ行くとします。1日当たりの旅行費用が10,000円であれば、10,000円×5日×1.5倍=75,000円となります。

為替レートの変動がありますが、目安としては、1元=20円として、10,000円=500元と考えると分かりやすいです。

安宿で済ますのであれば、1日200元、4,000円で過ごすことができます。

同じ都市で安宿に滞在するのであれば、1日100元(2,000円)で過ごすことは決して夢ではありません。

キャッシュレス普及前

では、キャッシュレス普及前の2010年~2017年ごろの状況ですが、中国旅行70回の経験則で申し上げますと、私は10日~12日間の旅行で、日本円現金《20,000円》、元現金《1,500~2,000元》を持参していました。

これは宿泊費込みなのですが、費用の中で宿泊費や交通費が占める割合が高いため、事前支払済であれば、1.5倍を1.0にしていただいて構いません。日単価を下げてもよいでしょう。何度か行かれると、そういった調整も可能になります。

現金とは別に、銀聯カード、クレジットカードといった別の決済手段と元口座持っていました。

どのような滞在をするかによって、1日に必要な旅行費用がことなることは、「個人で中国旅行するときに必要な費用を旅歴30年の経験者が解説」で詳しく解説しています。

キャッシュレス普及後

コロナ禍が過ぎ去った2023年9月に4年ぶりに中国へ旅行に行きました。

日本ではクレジットカードやスマホ決済など多様な手段がありますが、中国ではスマホ決済が普及しすぎて、現金がかすめて見えてしまうくらいに進化しました。

その現状を踏まえて、持っていくお金の内訳を変更しました。日本円は現金20,000円、中国元は200元、現地ではスマホ決済(WechatPay&Alipay)を基本としました。

中国元現金の比率が下がったのは、スマホ決済がほとんどの場所で使えるためでした。その場で使う現金が激減しました。

コロナ禍前の前回、2019年に旅行に行ったときにキャッシュレス決済の便利さを享受したのですが、まだハードルが高い状況でした。

2023年7月にスマホ決済が日本のクレジットカードとの紐づけを解禁したため、大きく舵をとって構成を変更しました。

中国でどのような種類の支払方法があるか詳しくお知りになりたい場合は、中国旅行、現地での支払方法は何がある?をご覧ください。

スマホ決済について知りたい方は

リンク先でスマホ決済の利用方法や利用シーンなどの詳細を解説していますのでぜひご覧ください。

WechatPay

AliPay

旅行費用に大きく影響する要素

旅行費用は年々上昇傾向にあります。為替レート変動をはじめとして、中国ではインフレにより食品やサービス料金が値上げするといったことがありますし、都市と地方での物価格差もあります。

10年前が懐かしいくらいで、同じスタイルで旅をしたとしても、旅行費用に差が出ています。そこで、旅のコストに直結する具体的な要素についてお話したいと思います。

円安

2022年以降、円安が進んでおり、1元=20円に換算さいなければならない状況にあります。1元=15円の頃と比べると、3割以上円の価値が下がったことになります。

中国旅行費用のトータルに最も影響する要素の一つで、物価上昇とのダブルパンチとなり、5割くらい高くなったのではないかと思ってしまうくらいです。

物価上昇

物価ですが、同じものを買うにしても、所得格差があるため、大都市と田舎の町では大きくことなることを認識しておいくとよいでしょう。

例えば、1本1元だった油条が2元になるといったインパクトがあるもので、1.5倍とか、2倍上がることもあり得ます。

なぜかといいますと、1.3元といった端数が含まれている値段で売ると、お釣りを1角硬貨や札が必要となり、現金流通量が減ってきており、用意するのも面倒というのが経営者の本音です。

バスの運賃は1元が当たり前だったコロナ前の10年でしたが、これが2元が標準になるでしょう。

これも中間で料金設定しないのは、同様に、現金での支払が以前よりも困難となってきているからです。

値上げ幅が1元単位でくるとなると、レート上昇よりも上昇率が高いため、塵も積もれば山となって、総費用に影響してきます。

安く旅行できない地域

中国には外国人の個人旅行者にとって優しくない地域があります。チベット新疆です。

チベット

チベットは、2006年7月1日、青海省とチベット自治区を結ぶ鉄道「青蔵鉄路」(鉄路:鉄道のこと)が開通して、北京や上海、成都など主要都市からラサまで鉄道で結ばれるという画期的な出来事がありました。

外国人がチベットを旅行するには、「入蔵函」というパーミッション(入境許可証)が必要で、高いお金を払って現地ツアーに参加しなければ入手できなかったのが、個人旅行者にも開放されるのではないかと当時は期待を抱いていました。

しかし、実際のところは、パーミッションがなければ乗車ができないルールがありまして、空路と同様にチベットへの道が遠いままでした。

結局、今まで自然と遠のいて、未だに足を踏み入れておりません。

新疆

一方、新疆は古代から西安から西へ続くシルクロードがある地域で、パキスタンなどと国境を接しています。

旅人のとって痛いのは、外国人が宿泊できるホテルが限定されている町が多いのです。

旅社や招待所といった安宿なんて、にべもなく断られ続けます。安めな飯店、賓館などホテルも全滅です。

宿がうまく取れない時は、夜行列車で移動するといった代替策を取ることがありますが、新疆は、鉄道が通っているところが限られ、本数も少ないため、必ずしも使えるわけではありません。

異国風情や民族的な食べ物を味わうことはできますが、そういった制約があって、こちらも足が遠退き、10年近く行っておりません。

食わず嫌いはよくありませんが、旅には予算がありますので、自分的には優先順位からは外れてしまいます。

都市間以外は交通アクセスがかなり貧弱で、長い時間を要してしまい旅程が成り立たないこと、個人旅で行ける場所が限られることも、あまり行かない理由のひとつです。

それでも、それらを超える何かを秘めている地域で、いつかは気持ちを盛り上げて、行ってみたいと思っています。

ビザ取得代金

あまり気づかない要素として、観光ビザの取得代金も旅行費用に関する要素です。

短い期間に2度渡航する予定がある方にとって、3ヶ月の間に2回渡航できるダブルビザを取得すれば、シングルビザを2回取得するよりはダブルビザを1回取得した方が安価です。

宿泊料金

旅行費用のうち、航空運賃を除くと、最も高い割合を占めるのが宿泊料金です。数百元のホテルであれば、数はたくさんありますので、選ぶのには困りません。

大都市のホテル

北京、上海、広州、深圳などの大都市の4星以上のホテルの宿泊料金は相当なレートですので、1日10,000円(500元)で過ごすことは無理です。

100元では泊まれなくなってきていますが、200元前後であれば探せば何とか泊まれる価格帯です。予約も可能なレンジに入ります。

安宿 

地方都市で30~40元の安宿に泊まっていましたが、北京近郊の区にある宿でも80元以上するのが標準で、探してようやく50元の宿が見つかったくらいで、北京ではハードが差ほどでなくても100元以上の宿が普通になっています。

ユースホステルの料金も上がってきていて、以前は北京で1ベッド60元程度で泊まれましたが、今は夢物語です。

省都クラス以下の地方都市は若者向けのユースホステルは結構ありまして、国際組織に入っていないものも多いですが、30元程度から泊まることができます。

2019年5月のゴールデンウィークのピーク時に福建省泉州、2023年9月には江西省の南昌、2023年12月、2024年1月には雲南省内の地方都市でそれぞれユースホステルに宿泊しました。

観光地入場料

行き先の選び方によっては観光費地の入場料は旅行費用に占める割合は高くなることがあり得ます。

入場料100元以上は当たり前

世界遺産に指定されるような観光地の入場料は入場料が観光地の格を表すような感じで3桁が当たり前のようになりました。日本のUFJやディズニーランドに入場するくらいの400元くらいの入場料は珍しくはなくなりました。

観光地の無料化

一方で、博物館や公園など、以前は有料だった所が地方政府の施策として無料化するケースが増えてきており、旅行者にとっても利用しやすくなっています。

元々無料の観光地

地元の人たちの生活を垣間見る場所として公園は外せませんが、基本無料です。

古鎮と呼ばれる歴史ある古い町並みですが、修復したタイプもありますが、無料が多いのですが、全く整備されておらず、見甲斐がない所もあれば、有料と同レベルの古鎮もあります。

有名な古鎮となりますと入場料を徴収するところがあります。観光地化したが故に面白い所もあります。

格安航空券

中国線の格安航空券は距離が近い割りに高い傾向にありましたが、比較サイトが多数あるなかで、1万円台などかなり安い運賃で売られるケースをコロナ前には散見しました。

コロナ禍が過ぎて、航空路線が少なかった頃は割高でしたが、最近は片道1万円を下回る航空券が出回るようになってきました。

国際線航空券を購入すると一部航空会社以外は必ず燃油サーチャージを支払わなければなりませんが、それが結構な割合を占めることを意識しなければなりません。

米国路線で1ドルといった運賃がほぼ無料の航空券が突発的に売られるケースがありますが、運賃がどれだけ安くても、サーチャージが数万するため、割高感がぬぐえません。。

燃油サーチャージ

航空運賃に燃油サーチャージを盛り込まなければならなくなってから10年以上が経過しました。できる限り安い時期に行きたいとは思いますが、それを優先すれば、いつまで経っても中国へは行けません。

原油価格に連動するため上下があり、高騰すると片道1万円では済まなくなってしまいます。下手をすれば、航空運賃と同じくらいになりかねない負担ですので、旅行費用に織り込まなければならない費用です。

日本-中国国際線

例を示します。2ヶ月毎に燃料サーチャージが変更又は据え置きとなります。発券時のレートが適用されますので、出発日が該当期間であっても、それ以前に発券済みの航空券には適用されません。

2023年10月~11月(8~9月)発券分
韓国 3,500円(韓国 2,500円)
東アジア(中国・香港など) 8,400円(7,000円) 

値上げ前後を比べますと、中国線は片道1,400円、往復2,800円の値上げとなります。

中国国内線

中国では国内線の燃油サーチャージは距離で料金が二分されています。

過去の値動きの激しかった頃の例を示します。

2023年4月5日時点では、800km未満が30元、800km以上が60元で、6月5日にはそれぞれ20元、30元となりましたので、それぞれ10元、30元の値下げとなります。

国内線サーチャージ
800km未満 20元(30元) △10元
800km以上 30元(60元) △30元

更に遡りますと、2023年1月5日はそれぞれ40元、80元、2022年12月5日は60元、120元と2023年6月5日時点と比べて倍の料金でした。

特典航空券でもサーチャージは必要

燃油サーチャージは、購入した航空券もマイレージを使用して発券した特典航空券も何れも徴収される性質のものです。

世界の原油価格と連動している燃油サーチャージですが、このような値下げは旅行者にとってはありがたい限りです。

サーチャージを安くする方法

次の二つを注意して実行すれば渡航費用を最適化できます。

  • 搭乗区間を少なくして、できる限り単純往復にする。
  • 燃油サーチャージのレートが安い期間に発券する。
    (出発時期はその時期でなくてもよい)

空港使用料

空港使用料は空港税、空港旅客サービス使用料などと称されるもので、ここ10年で日本発は主要空港で徴収するようになりました。羽田、関西、中部は3,000円弱、那覇は1,000円など、ばらつきがあり、無料の空港もあります。

日本航空 国際線旅客サービス施設使用料・旅客保安サービス料および国内線旅客施設使用料について
https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/airport/psfc/

中国の場合は、長らく、1区間当たり、国際線90元、国内線50元と設定されています。円安の情勢のなかで、以前は国際線は1,500円しなかったのが、現在では、1,8000円程度と円換算すると上昇しております。

直行便利用でも、日本発と中国発で5,000円必要となりますので、ばかにできません。

航空保険料

燃油サーチャージ程の負担ではありませんが、これも確実に必要な費用です。ANAですと、日本発券は1区間500円、海外発は5ドルです。円安ですと為替レート差が大きく生じます。

中国の往復交通費を安くする7つの方法

旅行費用のなかで、交通費はまとまったお金が必要になる部分で、割合的に最も高い部分です。

国際線往復は日本での支払いとなりますが、距離が近い割には安くない傾向にあります。

中国国内線の航空便や鉄道は、手配方法によっては出発前に手配することは可能ですし、鉄道の切符は現地でも購入可能です。

価格の高さのイメージ

国内線 >≒ 高速鉄道 > バス > 一般鉄道

運賃の高さでは、上記のとおり、国内線は割引運賃であれば高速鉄道(高鉄)と拮抗するレベルに下がります。高速鉄道はごく一部を除き割引はありません。

高鉄でない一般の鉄道ですが住民の大切な移動手段であるため、インフレが続く中でも、比較的安い運賃で移動できるのは今でも変わりません。

バスですが以前は安かったのですが、昨今は一般鉄道よりも高いケースが多く、鉄道がある場合は、鉄道を利用して移動費を安く抑えています。

では、往復の交通費を安くする方法を7つ紹介します。

1. 直行便を利用する

中国線は近いので欧米線よりは安く設定されていますが、原油相場と連動しますので、2023年1月~2月ですと15,100円で、往復で3万円超えです。

例えば、成田―北京の往復格安航空券が2万5千円であったとしても、プラス3万円、合計5万5千円必要となり、それでも結構な支出となりますが、いたし方ありません。

2. 船で移動する

日中航路を利用すれば、サーチャージは安く済みます。例えば、《新鑑真号》(大阪・神戸―上海)でしたら、片道2,000円です。

飛行機ほどサーチャージの動きが少なくて、日程確保が可能であれば現実的な選択のひとつです。

3. 区間利用とならない経由便を利用する

国際線扱いの経由便の利用もありです。北京経由西安行で同じ航空会社の便でそういう設定があります。

成田-北京-西安と、成田-北京、北京-西安では扱いが全く異なります。

前者は同じ便名であれば、運賃は最終到着地までとして計算されますし、燃油サーチャージも同様に通算となります。

後者は文字通り、区間毎に航空券を購入することを意味します。同じ航空会社でなくても構いません。

特典航空券で、国際線区間はANA、中国国内線は深圳航空といった場合は後者です。

実際の取り扱いを確認する必要がありますので、必ず、WEBサイトの計算結果をご確認ください。

4. 大都市からの地上移動手段を確保する

地方都市で直行便がない、又は、運賃が高い場合は、高速鉄道など、地上交通手段の利用を検討してください。

運賃本体の値上げがなければ、別料金で燃油サーチャージを徴収されないというメリットがありますので、所要時間も空港へのアクセスや待ち時間を考えれば、案外便利な場合があります。

夜行列車の利用も日程の効率化の観点からも使える手段です。北京や上海、広州といった大都市であれば、始発の夜行列車は多数運行されており、主要都市や沿線の地方へのアクセスは確保されます。

5. 燃油サーチャージ値上前に航空券を購入

購入時点を調整するやり方ができれば、数千円の旅費削減となります。

航空会社は必ず事前にサーチャージの金額が発表しますので、直前でなければ難しい話しではありません。

先の値下げが分かっていて、座席確保が難しくない場合は、逆に、値下げになってから購入するのもひとつの手です。

6. 滞在日数をできる限り増やす

滞在日数が1泊であっても10泊であっても、航空券の手配が増えなければ、サーチャージは同額です。

滞在日数をなるべく長くして、1日当たりの費用を減らし、コスパをアップ、コストを削減する工夫をすることが肝要です。

7. 燃油サーチャージが不要な航空会社を利用

ごく少数ですが、サーチャージを徴収しない航空会社が存在します。行程を組むにも制約が生じるかもしれませんが、もし利用できるのであれば、大幅な旅行費用軽減となります。

まとめ

移動費を安くする次の7つの方法を解説しました。

  1. 直行便を利用する
  2. 区間利用とならない経由便を利用する
  3. 船で移動する
  4. 大都市からの地上移動手段を確保する
  5. 燃油サーチャージ値上前に航空券を購入
  6. 滞在日数をできる限り増やす
  7. 燃油サーチャージが不要な航空会社を利用

情況により全てが実践できないこともあるかもしれませんが、これらの中でひとつでも多く実践すれば中国旅行のコスパがよくなります。

参考リンク

旅行の必要額を知りたい人は問合せを

投稿の一番下にある又は右横に表示されている「質問フォーム」へのリンクがあります。自分の旅行スタイルに応じて、適した計算式や数字が得られるように具体例を示すことができますので、ご希望の方は遠慮なくどうぞ。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問歴を有するベテラン旅行ブロガー。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」を運営。

新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【個人旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上
【印象に残る旅のエピソード】 数え切れず
【撮影した写真】 45,000点以上

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内での滞在に挑戦するなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、海外モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

ブログをご覧になられた読者との交流も大切にしており、ほぼ毎日質問がきて、いただいた情報をブログや動画に反映している。メーリングリスト立ち上げなど、新しい取り組みも行っている。

詳細は作者紹介をご参照ください。問合せはこちらまで。

中国旅行に現金はいくら必要?~旅費を安くする秘けつ~” に対して8件のコメントがあります。

  1. miki より:

    はじめまして、コメント失礼いたします。
    中国広州へ1週間の出張を予定しております。(女性1名)

    航空券、ホテル、交通手段込み通訳アテンドはすでに手配と支払いを済ませており、現地ではそれ以外の出費分はアリペイとWeChaypayの利用を予定していますが、
    どのくらいの金額を用意していったらいいのでしょうか?

    当日発生する高速代、ガソリン代等、飲食費がイメージにありますが…

    今回は同行者もなく一人で初めて出張となるので少し不安を感じています。
    よろしくお願いいたします。

    1. お便りいただきありがとうございます。

      高速代&ガソリン代は、業務渡航ですので、現地の通訳アテンドに最新のコストを確認するとよいでしょう。

      その他、個人的に使用する費用についてですが、飲食をどこで取るか、観光をどこまでするかによります。高価なレストランで夕食となればプライスレスです。

      物価が上がってきているとはいうものの、ホテル代は別であれば、1日1万円はかからないと思います。高く見積もって300元/日として、2,100元/7日×20円=42,000円とすればいかがでしょうか。

      私であれば全部込みで、地方滞在がメインで100~150元/日くらいですが、旅や滞在スタイルの相違がありますので、安すぎると思います。

      よろしければ、結果をお知らせいただけるとありがたいです。

      滞在が楽しいものでありますように。

      1. miki より:

        先日は丁寧なご回答ありがとうございました。

        無事1週間の日程を終えましたので、ご報告をさせていただきたくコメントいたします。

        今回は手持ちの現金として900元(2万円)を用意し、
        会社経費としてアリペイに4,650元(10万円)、予備としてWeChatPayに930元(2万円)を事前に元でチャージしていきました。

        (クレカからのチャージは手数料が高いため、登録はしましたが使いませんでした)

        現地ガイドさんのアドバイスで、アリペイとWeChatPayはどちらか使えないこともあるので念の為両方用意すると焦らずにすむとのアドバイスでした。
        (航空券+ホテルは事前決済していたので大きい金額が発生することはなし)

        今回の旅程はほぼビジネス、最終日の半日のみ少し自由時間でした。

        大きな交易会真っ最中の滞在だったため現地もタクシーは割高、普段よりコスパが悪い環境でしたが、ガイドさんやホテルフロントからのタクシー手配メインにしたため通常価格ですごすことができました。
        多かったと帰国後にきいた飲食店での上乗せ請求も、運良く遭遇しなかったので食費はかなり安くて驚いたくらいです。

        朝食はホテルプランに付いており、夕食は接待になることがほとんどのため、主に昼食と移動車両のチャーター代(高速、燃料も)が支払い項目となり、
        ここに、最終日の半日のみ時間があったため博物館とカフェ、ヘッドスパ60分、お土産の購入代を足します。

        結果、かかった費用はトータルで1,450元(31,150円)。
        207元/日と、
        ほぼアドバイスいただいたとおりに過ごすことができました!

        女性ひとりだったので、格安のお店やタクシー等は念の為避けており、節約旅ではありませんでしたが、このくらいのコストでじゅうぶん快適にすごすことができました。

        ありがとうございました。

        1. mikiさん、こんばんは。

          実際に行かれた結果をレポートいただきありがとうございました。
          このようにフィードバックいただき大変嬉しかったです。

          飲食店の上乗せ請求ってあるのですね。
          旅のスタイルはそれぞれですので、楽しむことができればどんなスタイルでもよいのではと思います。
          中国では、現金を見ない光景が当たり前になっているのですね。

          私は10日間の旅行で日本円現金は2万円、1万円札1枚、5千円札2枚用意しますが、5千円札は銀行で交換できないリスクがあります。
          2019年以降は、WechatPayやAliPayといったキャッシュレス決済が中心となっているので、実際は現金を両替えする機会はありません。

      2. miki より:

        ※補足※

        今回の滞在中で、現金やクレカの登場機会は一度もありませんでした。

        どこでもキャッシュレス決済、コンビニは無人レジも多く、慣れたらとても楽かと思います。

        帰国時の空港内コンビニで中東系の方々が現金で支払っているのを1度だけ見ただけで、それ以外は100%のキャッシュレス決済、現金を目にしたのはこのときだけです。

        私は今回携帯キャリアの海外サービスを利用したので、SIMカードもwifiも使わなくてもどこでも自分の普段のスマホで問題なく決済ができましたが、念の為、会社から支給の海外wifiも持っていき、地下のお店の時には1度だけ必要になりました。

        中国出張ではスマホ環境を整えるのがどれだけ重要か、本当に実感しました。

        1. キャッシュレス決済するには通信環境が必須ですが、バックアップ手段も持っていて万全でした。

          携帯キャリアの海外サービスを利用したとのことですが、ちなみにどこの会社でしょうか?
          容量制限がありますが、データ量は一日当たりどの程度使われましたか?
          もし、分かれば教えていただけるとありがたいのですが。

          1. miki より:

            私の携帯キャリアはauです。
            〈au海外放題〉を利用しました。
            https://www.au.com/mobile/service/global/au-world-service/kaigai-hodai/

            1日の使用可能容量は、普段契約しているギガ数が適用されるとのことで、私の場合は10ギガ/日の設定でした。(24時間毎に自動更新)

            WeChat会議やデータや動画を送信する回数も何回かあった日は3〜5ギガ程度、
            そういうのがなかった日は主に決済と翻訳、地図のみで1〜2ギガ程度の使用でした。

          2. キャリアのローミングプランを使われたのですか。
            容量制限は契約と関係しているのですね。
            教えていただきありがとうございました。

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