【解説】入国制限に中国政府が対抗措置
年末の解説記事で触れましたが、やはり、面子を重んじる中国が対抗措置を決定したという想定どおりの動きがありました。
具体的には、1月3日に中国外交部の報道局長が新型コロナウイルス対策の一環で、入国時の検査を義務付けるなど、中国からの入国者に対する扱いが他国からの入国者と異なることについて「政治的である。」と公式に批判しました。
加えて、「相応の措置を実施する。」と述べられており、日本からの入国者に対して、日本政府が実施している措置と同程度のことが行われることになります。
1月8日から中国入国時の水際対策が大きく緩和されますが、さすがに止めることはないでしょうが、中国からの団体旅行は未だ解禁されておりませんし、春節の旅行、日本から見るとインバウンドになりますが、期待するほど来れないのではないでしょうか。
中国へ旅行することは現実的になる時期が何れ来ますが、本件を見る限り、コロナ関係の水際対策については、情報のアンテナを張らなければならないことを意味しますので、今後も注視していきます。
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