地方から悲痛の声、中国旅行はまだ先か?
中国へ渡航するためのビザ申請の煩雑さが裏目に出て、地方在住者が非常に困っているという興味深い記事がありました。
富山―上海「誰が乗るの」8月再開控え県民利用に壁 ビザ申請「手間が大変」富山新聞 2023/7/15配信

地方都市で中国との航空路線が開設された場合、研修など他の用務需要はあったとしても、観光といった日本からの訪中需要を取り込むことができない状況です。
団体旅行は解放されたものの、処理水問題で、中国からのインバウンド客は減少に転じており、そもそも維持ができるのか、不安な一面があります。
名古屋の中国ビザ申請センターの予約が1ヶ月後で、受領が1週間後ですので、40日かかるというのは事実です。
旅行代理店が機能しなければ、本人が申請とビザ受領のために名古屋を2度往復しなければならず、そこまでして観光で旅行をしたいのかという気持ちになっても仕方ありません。
このような手間は、短期の査証免除が復活するまで、終わりがありません。いつまで続くのでしょうか。受難の日々が続きます。