旅にふさわしいバックとは?

個人旅はひとり又は少人数での旅行が想定されますが、中国では歩くことが多いため、両手が使えるリュックが必需品となります。

キャスター付きのバックですが、実際に使用したことがありますが、でこぼこが多く、スムーズに動かすことができない場所が多いことがあり、お勧めできません。ただし、1都市、1箇所のホテルに滞在するのみの旅行でしたら大丈夫です。

どこで買えば良いか。ですが、例え安くても中国で買うことをお勧めできません。返金や交換が困難だからです。数年前、数十元の中くらいのリュックを購入しました。念のため、日本から持って来たリュックは捨てずにいました。

結果的にそれは正解でした。2日間使っただけで、肩の部分など、根幹となるパーツがいかれてきて、針や糸で補修しなければ使えなくなったからです。安物買いの銭失いでした。

同じ中国製でも、日本で買う中国製は品質が安定しており、返品するようなリュックはほとんどありません。中古品も多く出回っていて、選択肢は豊富で、選択肢が必ずしも多くない現地で買うよりは日本で買った方が無難です。

リュックサックの使い方ですが、宿到着後に夕食を取りに行ったり、チェックアウト前に近くを散策する際に、メインとなるバックを背負いながら行くのは負担が大きいので、デイバックとして使える小さなバックがあるとなお良いです。

長距離列車内で過ごす際も同様で、大きなバックは動かさず、他の荷物と同化させることで、盗まれないようにするためにも、小さなバックは必要です。

折りたたみできるエコバックでも、小さなリュックでも、ショルダーでも何でも構いません。必要がなければ、たたんでしまうくらいのコンパクトさがあるといいでしょう。

気を付けることとしては、両手を空けることができるかどうかを考えてください。写真を撮ったり、メモしたり、両手の動作を妨げることは旅の動きに制約をかけることになりますので注意してください。

負担をかけずに旅をより楽しくするためのバック選び、参考になれば幸いです。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。

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