現地物価のベンチマーク

旅を通じた中国とのお付き合いはすでに30年を経過しました。直接、確認するだけでなく、書籍やメディアからも未だ変化中の中国を垣間見ることができて、一方で、あまり変わらない中国もあり、身近で興味深い外国であることに変わりありません。

マクドナルドのビックマックを例にお話しますと、17元(約340円)とういことで、日本と差ほど変わらない水準となりました。

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中国では都市と農村での収入格差が日本よりも顕著で、都市と農村では、イメージが異なります。都市住民からすればマックは生活の一部で、感覚は日本と変わりありません。

郷とか村に済んでいる地方の農村住民にとっては、クラスの地域にある一番大きな町(県級市)に行ってあるかどうか、地級市であれば間違いなく存在しますが、子供の誕生日などハレの日の外食のようなイメージです。

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他にも現地物価を語るベンチマークとして、朝食で食する「油条」(揚げパン)や「粥」、「饅頭」(マントウ・味がない蒸しパン)を挙げたいと思います。

旅人目線で言いますと、油条は1本1元、粥は1杯1元、饅頭は0.5元が標準です。なぜかと言いますと、所得差に関係なく、広く食するものだからです。高所者向けの油条なんて聞いたことがありませんし、食べる場所は選ぶかもしれませんが、これらは生活として浸透しているものですから。

朝食がいつも美味しいと感じるのは、出来立てということだけでなくて、この安さがスパイスとなっているからだと思います。

広州だったと記憶していますが、数年前、街角で油条3元という表示があったのを見て、大都市の物価の高さに驚きを隠せませんでした。

10年スパンで見て、都市でも地方でも値段が余り変わらないものがあります。ミネラルウォーターです。スーパーであれば1本1元弱から売っていますし、個人営業の小売店であれば3元が標準で、2元で売っていれば、「安いなあ」と思うくらいです。

もっと前の物価がどうだったか、過去の旅記録を見て、別の機会にお話したいと思います。

物価は時により変化するものですし、現地在住者目線とは必ずしも同じとは限りません。「今は違うよ。」という忌憚ないコメントを歓迎いたします。

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