脱コロナになっても査証免除に動きなし
5月8日から新型コロナ感染症による入国制限はなくなりました。日本―中国の航空便も徐々に回復しつつありますが、需要や受入体制の関係で急速な回復とまでは至っていません。
韓国とは双方の行き来が回復してきておりますが、日中両国間の往来者は大きく増加が見られず、目だった動きもありません。
15日以内の査証免除を中国政府が復活させるかどうか、中国との旅行やビジネスでの往来、交流人口の回復に大きな影響がある要素であることは間違いありません。

現時点では、何の動きも見られません。中国にとって国際政治状況はよろしくない中で、そういう機運がないということを意味しているとも推察されます。首脳外交が行われた際の手土産となる要素と見ることができます。
日本はインバウンドに力を入れるのであれば、中国は大きな市場ですので、往来の活性化の一助となるような、施策を打ち出すなど、何か考えないと、この状況が長期化する恐れがあります、
観光ビザを取得して中国を旅行するでは、団体ツアーも組みづらいですし、需要喚起どころか、需要が冷え込みに繋がっている有り様です。
中国旅行を待ち望む私たちにとって、短期滞在の査証免除が復活し、早くコロナ前の状況に戻ってほしいと願うばかりです。