中国鉄道7月ダイヤ改正速報

2023年7月1日から中国の鉄道のダイヤ改正が実施されます。今回の改正で中国全土で走る定期旅客列車は計10,592本で46本増加となります。今回、大きな特徴3つを紹介します。

1 北京―天津、広州―香港などの高速鉄道拡充
日本の新幹線のように連続で運行する方式や車両編成を長くする手法を採用して1日当たり3.1万席が増加。香港発着の高速列車(G列車)が18本増加。

2 西北、西南地方の高速列車が充実
香港―成都間に高速列車のG列車が開設。
蘭州―西寧は59分、銀川―北京西は7時間20分に高速化。
西寧―ゴルムドに初めて高速列車(中国語で動車組といいます)を4本新設、6時間で結びます。
西寧―北京西・上海虹橋にG列車がラインナップ。それぞれ10時間15分、10時間半で走ります。

3 一般列車の運行時間短縮
ZTKが頭文字の列車は一般列車ですが、1本当たりの運行時間を23分短縮。
北京豊台―黄山、深圳東―満州里など、観光地が目的地の列車を70本運行。

中国鉄道 2023年7月ダイヤ改正

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