在東京中国大使館が訪中ビザ発給を再開

1月29日に中国大使館がホームページ上に「お知らせ」として、日本人に対する査証発給業務を再開する旨通知がありました。

中国駐日大使館からの「お知らせ」
中国駐日大使館からの「お知らせ」

先日のビザ発給業務停止時と同じタイトルでの告知です。他のトピックのタイトルは具体的ですので不思議なタイトルです。

余り大々的には出したくないという意図あるように見受けられます。

続いて、中国大手メディアの動きを見てみたいと思います。

中国の有名なポータルサイト「新浪網」のニュースセンターのサイトです。大使館がWEBで発表した時刻から20分程でアップされました。

sina新聞中心(新浪網ニュースセンター)
sina新聞中心(新浪網ニュースセンター)が掲載した査証発給に関するニュース

同じページの下部の部分です。中国が日本人へのビザ発給を停止してからの動きを時系列でまとめています。

一番下は、秦剛外交部長が就任後初のアフリカ訪問先のアジスアベバで記者からの質問に答えたもので、「日本と韓国は中国国民の旅行に対して蔑視的措置を採った。両国の人の往来に困難をもたらすことになるが、その措置には理由がある。」とコメントしたものです。

その上には、記者からの質問として、岸田総理の反応について、「大変遺憾である。」と表明したことについて、中国外交部報道官は、「ここ数日で中国政府の立場を十分述べた。科学的な態度で、相互尊重の精神で、中国国民を蔑視する制限を取りやめるべきであり、中国側は正常な人員の往来や交流ができるよう一貫して努力している。」と記者からの質問に答えました。

sina新聞中心(新浪網ニュースセンター)続き
sina新聞中心(新浪網ニュースセンター)掲載のニュースの続き

次の新聞記事のベスト10の第9位に査証発給再開の記事が掲載されていて、この一連の動静について注目があることが見えています。

sina新聞中心(新浪網ニュースセンター)掲載のニュースの続き
sina新聞中心(新浪網ニュースセンター)掲載のニュース 注目ニュースベスト10

再開理由は明記されていませんが、それはいつものことで、推測になりますが、日本政府が新型コロナ感染症の5類への変更方針が発表され、水際対策に変化が見られるという先の見通しがたったことが一つにあると推測します。

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