バス運行途中、一斉下車に困惑

日本ではあり得ない中国で起きたバス移動中の出来事をお話します。

郊外から市内へ向かうバス、又は、遠方の町から目的地へ向かう長距離バスで何度も経験したことです。

何れも、市内中心部までが目的地なのですが、突然、運転手や車掌から「降りてー」と言われて、乗客はぞろぞろ降ります。

勢いに負けて、訳が分からないまま自分も降りるのすが、(というよりは下ろされる感が強いのですが)、どこなのか場所が分かりません。

中国語でどういうことかと聞けば、「運行はここまでだ。」としか言わず、なぜ途中で運行を取り止めたのか何らアナウンスはありません。

運が良いときは、別のバスに乗り換えるように誘導されまして、お金は払わなくていい場合が多いのです。

運行効率から途中で運行を止めて、乗客が埋まっていないバスに乗せて市内中心部へ向かう方が効率が良いのではないかという考えかもしれません。

といいますのは、バスは個人所有の場合があり、経費を抑えたいという思いがあるのではと邪推してしまいます。

旅先で突然起きる話で、日本ではあり得ないパターンが起こるので、面食らうことがありますが、それも中国か。と楽観視して過ごすと、旅もより楽しくなるのではないでしょうか。

経験者からしますと、ちょっとしたトラブルに遭うことが旅の醍醐味だと思います。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。

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