水際対策に大きな変化、1日5万人から入国人数制限なしへ
政府は昨日10月11日、入国人数の制限をこれまでの1日5万人から制限無しへと舵を切りました。
加えて、外国人旅行者に対する入国にはパッケージツアー参加者に限定するとか短期滞在ビザ取得を必須であった制限も同時に撤廃されました。
海外へ行く日本人にも関係しますが、入国時の検査について、72時間以内の検査証明又は、新型コロナワクチン3回接種済みの証明を提出することで、感染の疑いがある人を除き、入国時の検査や待機が不要となりました。
外務省 国際的な人の往来再開に向けた措置について
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html
これは、今後の政府のインバウンド政策にも関連する大きな動きです。裏返せば、日本からのアウトバウンド(海外旅行)にも関係する動きとも言えます。
日本人が中国旅行に行くためには、中国政府による同様の緩和措置、入国後の隔離期間の撤廃など、越えなければならない壁は多くあります。
先ず、日中両国を結ぶ航空路線が復活しなければ、コロナ禍以前の状況には戻りません。
しかし、日本もこれらの壁を越えてきました。中国は今、共産党大会でこれどころではありませんが、新指導部が確定して、安定してくれば、インバウンド、海外からの観光客受け入れに政策変更する可能性も否定できません。
そういった動きに期待しましょう!