あつあつの朝食は旅の楽しみ
毎回の中国への個人旅行で楽しみにしていることがあります。それは朝食です。
朝食付きの宿に泊まることはほとんどないため、私は、チェックアウトの前に、外へ出て、通りを散歩かたがた、朝食できる場所を探すのが習慣化しています。
日本ですと、喫茶店に入ってコーヒーを一杯飲んでから出勤されたり、テイクアウトしたコーヒーを職場に持ち込むといったことがありますが、朝食は家で食べられる方はは多いかと思います。
中国では共働きが普通であり、朝食は外で買ったものを職場に持ち込んだり、食べてから出勤するといった光景が普通となっております。
明るくなれば、店頭で熱々の湯気が立ち込めている食堂や露店を方々で見かけます。人が多い所を狙って、空いている椅子に腰かけます。
朝食でメニューがある所は少なく、中国語で注文しなければなりません。ただ、簡単な会話ですので、興味がありましたら、「言葉」ジャンルのコラムを読んでいただければと思います。
お粥、豆乳、揚げパン、蒸しパン、肉まん、豆腐脳、天津クレープなど出来立てのものがすぐに出てきます。
お店によってラインナップが異なりまして、蒸しパンや肉まん系だけを売っているお店があったりします。
その場で揚げていたり、大きな鍋やせいろに入っていたりして、客と店主やスタッフとのやりとりを見ていると、旅をしている気分が盛り上がってきます。
豆乳はその場で飲む場合は、お粥と同じように大きな茶碗で出てくることがありますが、テイクアウトの場合は、プラスチックのパックにいれて渡されます。
味ですが、具の種類が多い肉まん系を除けば、味の外れはすくないと思います。
お金は食べた後に支払うケースが多いです。今時のキャッシュレス決済は基本対応しております。
長距離バスに乗る前は、テイクアウトして車内で食べたり、お昼やおやつ用に買うことも多々あります。
ツアーですとホテルで朝食が込みになっているケースが多いですが、それをスルーしてでも、現地の朝食を体験することは、旅の印象に大きく影響するのではないかと思います。ぜひ、体験してください。おすすめします。