港町のひなびた労働者向け定食屋

浙江省の瑞安という町を訪ねて、港町を歩いていた時に見つけた地元向けの食堂を取り上げます。見たところ、近くで働いている人たちが入るようなお店で軒先におかずが並んでいるのを見かけましたので入りました。

昼食の配達
港近くのひなびた町角

ホーロー製の少し深さがある四角い容器に朝仕込んだおかずを入れて、お昼ごはんのおかずとして提供しているのですが、ピーク時間が過ぎてしまい、食べるものがほとんどなくなっていました。

ピークを過ぎたローカル食堂

折角の海沿いの町なので、その記念に近海で水揚げされた魚の煮物とご飯を注文して、遅い昼食をとりました。

20種類のおかずから選びます
煮物や炒め物など海鮮が多い

お値段ですが、小黄魚煮物6元、ご飯(飯盒)1元でした。弁当箱に入っているごはんが出されたのは初めてでした。

煮魚とホーローごはん

味の方は、見た目よりも印象が薄く、差ほどおいしいとまではいきませんでした。できたて感がなかったこともあるのかもしれません。

でも、旅の中では5年以上過ぎた今でも印象に残っている生活の光景でした。

2015年5月 浙江省 瑞安

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。

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