港町のひなびた労働者向け定食屋
浙江省の瑞安という町を訪ねて、港町を歩いていた時に見つけた地元向けの食堂を取り上げます。見たところ、近くで働いている人たちが入るようなお店で軒先におかずが並んでいるのを見かけましたので入りました。


ホーロー製の少し深さがある四角い容器に朝仕込んだおかずを入れて、お昼ごはんのおかずとして提供しているのですが、ピーク時間が過ぎてしまい、食べるものがほとんどなくなっていました。

折角の海沿いの町なので、その記念に近海で水揚げされた魚の煮物とご飯を注文して、遅い昼食をとりました。


お値段ですが、小黄魚煮物6元、ご飯(飯盒)1元でした。弁当箱に入っているごはんが出されたのは初めてでした。

味の方は、見た目よりも印象が薄く、差ほどおいしいとまではいきませんでした。できたて感がなかったこともあるのかもしれません。
でも、旅の中では5年以上過ぎた今でも印象に残っている生活の光景でした。
2015年5月 浙江省 瑞安