中国旅Q&A ~中国旅行はいつから?~

個人で中国へ旅行するときに役立つトピックについてQ&A形式でお答えするこのコーナー。第1回は、新型コロナ禍が続くなかで、いつ、個人が中国へ旅行に行くことができるかについてまとめました。

様々な情報が錯綜しておりますが、有用な情報、ポイントがいくつかありますので、触れていきます。

1 中国政府の動向
ゼロコロナ施策を続けている中国ですが、現状ですと、日本人が旅行目的で中国に入国できないということは、住民が海外へ旅行することもままならないことを意味します。

中国にとってのインバウンドは貴重な外貨収入源でもあり、人数も数千万人、ずっと鎖国を続けることなどあり得ません。

最高指導者がどう動くかによりますが、何を重視するかにより異なってきますが、住民のストレスも大きいなかで様々な動きに注目する必要があります。

コロナ施策は徐々に転換されると思われますが、今後1~2年スパンで考える必要があるのかもしれません。

中国トップの方針が国の指針となり、一度決めたら動きは早いので、予想外の早い展開を期待したいと思います。

2 日中国際線の復活
大きな動きは政治的な部分がありまが、実務面での動きをどこで察知するかになります。

具体的な例を挙げますと、分かりやすいのは、中国側の国際線路線開設に対する施策の変化が挙げられます。

上部の意向が正確に反映されて、一人歩きすることはありませんので、ウイズコロナの進捗状況を示すベンチマークと捉えるものと考えます。

3 日本政府のコロナ施策
一番よく見聞きする内容ですね。全国民が関心を持っていることですね。

海外旅行へ行けるのかどうか、どこなら行けるのか、PCR検査は受けないと帰国できないのか。など、疑問は多々ありますが、比較的たくさんの情報が入手できます。

政府としての門戸はインバウンドもアウトバウンドも徐々に開放されてきました。こちらは条件クリアに近い状況です。

これらの動きを見ていくと、「中国旅行はまだまだだな。」とか、「個人で中国へ行けるのはもう間近なのでは。」といったニュアンスが読み取ることができますので、引き続き注視していきたいと思います。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問を経験するベテラン旅行ブロガー、新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上 印象に残る旅のエピソード:数え切れず

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内で旅をするなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」の運営者。

ブログをご覧になられた読者との交流も大切にしており、ほぼ毎日質問やお便りがきて、集まった情報をブログや動画に反映している。

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