ひとり旅には町の食堂で定食がお勧め

中国旅行の最大の楽しみはずばり食事です。90年代に個人で旅を始めた頃から変わりません。毎回どこかで、安くておいしい食べ物に出会うことができるからです。

近場で力仕事をしている人たちや近所の労働者で混みあっている食堂があったら、旅行者にとって穴場かも金星かもしれません。

混んでいるということは、安くておいしいを別で表現していると考えると合点がいくのではないでしょうか。

嗅覚があるといいますか、人の混み具合や時間、立地などを踏まえて、入るかどうかを決めています。直感で入ることも多いです。

味はどうしても当たり外れがあるのと、温かい、冷めているといった要素も相まって、運次第の部分もありますが、それも旅の楽しさでないでしょうか。

日本でも大衆食堂のメニューは、得てして見やすい場所に掲示されていないでしょうか。中国の安食堂も同じです。旅人がぶらりと入っても何か言われることもありません。

壁に掲げられている、お店には似合わないようなメニューが書かれている大きな看板があります。「套餐」とメニューにあればそれが定食です。

日本人馴染みの回鍋肉(ホイコーロー)とか青椒肉絲(チンジャオロース)は中国でも見かけます。麻婆豆腐(マーボードーフ)は、残念ながら、ほとんど見かけません。

麻婆豆腐は四川省発祥の料理なのと、料理名が麻辣豆腐(マーラードーフ)といった名前になっている場合もありますし、一定していません。

メニューの注文ですが、中国語ができるに越したことはありませんが、指差しで注文すれば、商売人なので理解してくれますのでご安心ください。

作者プロフィール

旅人@中国旅行一筋30年
旅人@中国旅行一筋30年ブログサイト「中国旅行ドットコム」運営者
1991年から30年間で70回以上の中国訪問歴を有するベテラン旅行ブロガー。

中国旅行に興味がある方や個人旅行を計画している方、中国のリアルな姿を知りたい方向けのブログサイト「中国旅行ドットコム」を運営。

新型コロナウイルス後の中国旅行に対応した最新情報から、大都会の路地裏から田舎の町や村まで足を運ぶ、ツアーでは決して体験できない独自の旅行スタイルを持つ。

【個人旅の実績】 訪問した省・市・自治区:32(残1) 訪問地:200以上
【印象に残る旅のエピソード】 数え切れず
【撮影した写真】 45,000点以上

安宿に泊まり、長距離バスや夜行列車などのローカルな移動手段を使って、現地の人々と触れ合い、肌に感じる旅をして、リアルな中国渡航情報を発信中。

1日100元以内での滞在に挑戦するなど、旅の費用を抑える工夫が得意。独自の旅のノウハウを有し、海外モバイル経験も長く、ANA陸マイラーでもある。

ブログをご覧になられた読者との交流も大切にしており、ほぼ毎日質問がきて、いただいた情報をブログや動画に反映している。メーリングリスト立ち上げなど、新しい取り組みも行っている。

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